日本山岳ガイド協会より段階的ガイド業務再開のスタンスについてのお知らせ

山ナース

日本山岳ガイド協会より、一般登山者に向けガイド業務再開の道のりについてのメッセージが発信されました。
特別委員会コロナ対策プロジェクトチームより、新型コロナウイルス感染症対策のための業務再開ガイドラインも随時示されています。
以下、再開に向けた文書「山を愛する皆さまへ」を添付します。

 

山を愛する皆様へ                                       令和2年 5 月 18 日

日本山岳ガイド協会より段階的ガイド業務再開のスタンスについてのお知らせ
                              
               公益社団法人日本山岳ガイド協会 特別委員会コロナ対策プロジェクトチーム 
 

私ども職業ガイドの組織である公益社団法人日本山岳ガイド協会は、5月14日発表の政府の特 定警戒地域を除く緊急事態宣言解除を受け、段階的に業務の再開を行うことといたしました。  

緊急事態宣言の中、登山という行為を行うことで、新型コロナウイルス感染症の拡大、および万 が一事故が発生した場合に医療機関・救助機関へのさらなる負担が懸念されることから、私どもも 登山愛好者の皆様とともに、現在まで登山およびガイド業務の自粛を続けて参りました。 

元来、私どもの業務の第一の目的は、平常時においても山での事故防止に心がけ、お客様の安全 をはかり山にご案内するということにあります。
山岳事故の多くが道迷いや転倒・滑落・転落が原 因であり、これらを防ぐためにガイドは最大限の努力をして参りました。それらに加えて感染予防 という安全管理が求められる事態となりました。  
私どもは、未だ新型コロナウイルス感染症が収束されていない現段階でガイド業務を完全に再開 することは、困難であると考えています。 

しかしながら、専門家による医学的な知識に基づき、移動、人数制限、健康管理、行動範囲等の 検討とリスクマネジメントを徹底することによって限定されたガイド業務が行えると判断し、ガイ ドラインを策定したうえで段階的にガイド業務を再開いたします。 
なお、ガイドライン策定に当たっては、当協会内にプロジェクトチームを立ち上げ、医師による 助言も含めながら、各地域の感染状況や通達など日々変化する状況に合わせて随時更新を行って参 ります。   
ガイド業務の再開を通じて、山地・山岳地での希少種保護など自然保全活動の継続、及びこのよ うな状況下での事故防止に努めることでガイドの能力を活かした社会貢献を目指したいと考えて おります。
そして、山に行くことが心と身体の健康を向上させると信じ、登山に関わるすべての方々と共に、 再び登山を楽しめる環境を整えていきたいと思います。

カテゴリーNEWS