【山ナース日記】vol.41 山歩きのススメ~健康増進のために~

山ナース

いよいよ緊急事態宣言が解除。
自粛期間中、こんなに心とカラダの健康を考えさせられた期間はなかったのではないでしょうか?

自然を楽しみながら、心とカラダを丈夫に保つのに、山歩きは最適です。
新鮮な空気のもと、山登りと気負わずに山旅を楽しむという気持ちで、山歩きに出かけてみてはいかがですか。


「フィトンチッド」をご存知でしょうか?

樹木などが発散する科学物質で、いわゆる森林浴の成分です。
作用としては、副交感神経を優位にし、良眠、消臭、抗菌、リラックス効果、防虫効果、防カビなど、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もあります。

自然界の癒しのリズム
その他にも、小川のせせらぎや木漏れ日のゆらゆらや炎などの、規則的と不規則的なリズム感は、「1/fの揺らぎ」といわれています。
この心地よい揺らぎはいつまでのボーっと見ていられ、リラックス効果があります。

山に入る際のポイントとしては、
感染対策や体調管理に留意しながら、混雑山域はなるべく避け、各自治体の規制に基づき、山域の住民への配慮が必要です。

マスクやバフを付けていても苦しくならないようなルートやペース配分が、健康増進のための山歩きには大切です。

大勢での入山はさけ、飲食物のシェアはせず、飲食はそれぞれ離れておしゃべるせず、座ってゆっくり周りの景色や音・風など五感も一緒に味わってみましょう。

健康的にゆっくりマイペースに、少しでも長く山歩きを楽しむためには、挑戦するのではなく、辛くない程度の山歩きがオススメです。

専門的知識を持ったプロガイドと一緒に山に行かれることを強く推奨します。
山には道迷いや転滑落・転倒などによる遭難等のリスクがある事は、多くの方がご存知だと思いますが、今年の山は「いつもの山」と違うかもしれません。
・安全なシェルタ―としての山小屋が閉鎖しているところが多いこと。
・人が入らなかったために登山道が荒れている可能性があること。
・遭難した場合、救助隊は感染対策を講じたうえで出動するため、すぐに救助に向かえないこと。

これらを回避するためにも、プロガイドは事故防止を心がけ安全をはかり山を案内してくれます。

★当事務所にて「健康増進山歩き」を、ご要望に応じて対応させていただきます。
<コンセプト>
・景色や自然をゆっくり楽しむ
・癒しのグリーンセラピー
・辛くない
・次の日に影響を与えるような疲れが残らない
・日帰り
・人数限定(少人数)
・役に立つ山岳医療のミニレクチャー付き

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