【山遊び♪レポート】笛吹川釜ノ沢東俣 沢登り ~3ヶ月ぶりの山行が10時間越えでバテバテです((+_+))~

山ナース

時期:2020年6月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理人のMuです。
3月のアイスクライミング以来の山行に行ってきました。
3ヶ月もの山へ行かないブランクがあるので、いきなりハードな事をしては、事故・ケガの元なので、
軽めでしかも涼しいだろうと考えたのが、初級者向けの沢と言われる釜ノ沢の沢登りでした。

新緑が美しい♪
釜ノ沢は、山梨県の甲府盆地の北側にある西沢渓谷の奥にあります。

西沢渓谷は、紅葉が素晴らしい事で有名ですが、新緑も美しく釜ノ沢までのアプローチで
歩く30分ほども新緑に気持ちがリフレッシュするのが分かります。

釜ノ沢へ!
釜ノ沢は、昔は甲武信ケ岳までの登山道だったそうで、始めの数時間は沢沿いの少し荒れた登山道を歩きます。
沢もゆっくりと標高を上げていきますが、登山道はアップダウンを繰り返すので3か月前の体力なら
「何てこと無かった」のかも知れませんが、かなり息が上がりました。

エメラルドグリーンの沢♪
入渓してからも滝が連続するような事はなく、滝があっても巻き道があったり、登り易かったりと
「なるほど、初級者向けの沢」「旧登山道」というのに納得です。

前日は雨だったにもかかわらず増水もなく、水もエメラルドグリーンで癒されます。

ハイライトの千畳のナメ♪
「釜ノ沢=千畳のナメ」と言っても過言ではないほど有名なスポットで、緩い斜面を滑り落ちるように
サラサラと流れていく様子は、ドドドッ!っと落ちる滝の迫力とは対照的なしなやかさがあり、
思わずカメラを構えてしまいます。

ですが、近年のゲリラ豪雨や台風被害の影響でしょうか?「千畳」からイメージしていたよりも短く感じました。

沢で泊まる目標、未だ達成されず・・・
沢登りを始めてから5年ほどしか経っていませんが、数年前から「沢で焚火をして泊まりたい」という目標を毎年
持っているのですが、なかなか達成できません。

今回も「残念ながら」なのですが、ここ釜ノ沢には、宿泊適地が多く次回が楽しみになりました。

長いのか?体力不足か?
歩けど歩けど、まだまだ先は長く時間もかかります。

残りの行程に対して不安になる体力、あまり変わらぬ景色、明るいうちに帰れると思って出発しましたが、
あっという間に午前は終わり、日没までをカウントダウンしている自分がいて、
美しい新緑の沢を楽しめなくなってきます。

最後の急登
標高1,900mから甲武信小屋のある2,400m付近まで傾斜がきつくなり「最後の試練」となります。
とはいえ、大きな滝もなくナメ滝の延長のようで歩きでいけます。
千畳のナメよりも真っ直ぐに遠く先が見通せて、むしろここで「凄い!」と思いました。
・・・が、疲れていたのか写真を撮っていませんでした(-_-;)
沢は甲武信小屋のポンプ場で終わりますが、そこから甲武信小屋までが、さらに登るため、
「登りは終わった♪」という油断で短い登りなのに参りました。

道迷いの記録もあったが・・・
今回、初めての沢だったので過去の記録を読んだのですが、何人かの方が「道に迷った」と書いていて、
ちょっと心配していましたが、歩いてみると「どこで迷ったんだ!?」と思うほど分かりやすかったです。

迷った方が1人や2人なら、初級者向けの沢という事で地図も持たずに歩いたのかな、とも思えそうですが、
道迷い記録も多かったので、地図が読めなかったのではないかと思いました。本当に地図読みは大事です!
地図読みが心配な方は一度、地図読みを一緒にしませんか?
ぜひ、最後に紹介しているガイドプランにご参加を検討してみて下さい♪

山のトレーニングは山で!
今回、3か月ぶりに山を歩いてみて体力低下の心配が見事に的中しました。
私の山の師匠が以前、「山のトレーニングは山でやるのが一番良い」「山のトレーニングは山でしかできない」と、
よく言っていましたが、正にその通りだと実感しました。
ただ、いきなり1人で山を歩くのも不安な方もいると思います。そんな方にオススメしているのが、ガイドプランです。

小林美智子山岳看護師事務所では、日帰りの短時間の山歩きからガイドプランを用意しています。
お気軽にお問い合わせください。
ガイドプランについては、コチラをクリックすると確認できます。