【山ナース日記】vol.46 天気読み大正解「谷川岳」講習登山

山ナース

日時:2020年7月11日㈯
場所:谷川岳 天神尾根ルート

先ずはロープウェイで天神平へ、きちんとマスク装着してロープウェイを利用

ロープウェイを下りたら、ニッコウキスゲなどの高山植物が出迎えてくれました。
霧はあるものの視界は悪くありません。準備万端、いざ出発。
しばらくは木道が続きますので足元に注意しながら歩きます。
 

毎回、参加された方には地形図をお渡しして、地形図と地形を見ながらの登山をします。
現在地を把握すること、道迷いしないためのポイントなどをお教えしています。
身につくまで繰り返し行うことが重要です。
熊穴沢避難小屋で休憩し、しっかり水分と栄養をチャージ
 

小屋を過ぎると、岩の尾根(岩稜)ルートが始まります。
転倒や転落しないように、歩き方や危険地帯のポイントなどを学びます。
歩くルートの選び方(ルートファインデング)も重要。
 

今回の天気読みは大正解!
だんだん霧が晴れてきて、天気の読み方のお話しもさせていただきました。
 

森林限界を越えると、注意するのは風と雷
風や低体温症、雷の恐ろしさや回避の仕方を学んでいただきました。
 

どんどんお天気回復 山頂が近づくにつれ展望が開けてきました。
 

肩の小屋の周辺は、高山植物のお花畑でした。
 

今回は稜線にしては風は弱いものの、新潟側から谷をかけ上げる風があり、
みんな、海賊みたいな帽子になってしまいました。

展望と高山植物が楽しめる谷川岳ですが、
今回、たくさんの高山植物が競う合うように咲いていました。
 

梅雨の時期は、前線の動きが不安定なものの、風の向きやアプローチ方向など、天気を読むことで素晴らしい眺望を楽しむことができます。

ただ山を歩くだけではなく、安全に登山を楽しむために山のことをいろいろ学びたい、そんなあなたを山ナースガイドが応援いたします。
山ナースガイドプランでは、色々なプランを予定していますので是非ご参加ください。

小林美智子山岳看護師事務所では、日帰りの短時間の山歩きからガイドプランを用意しています。
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