【山遊び♪レポート】焚火缶で沢泊まり! ~・・・を想定して料理してみる(汗)~

山ナース

時期:2020年9月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ担当者のMuです。
焚き火台を購入して、その焚き火台を使用してBBQをしたのですが、ゲリラ雷雨で撤退しました。
そこで今回は、そのリベンジも兼ねて沢泊まりを“想定”した料理をしてみました。
私のように面倒くさがり屋で料理の苦手でも、ソコソコの事ができたので参考にしてみて下さい。

焚火缶を買いました!
焚き火で料理と言えばビリー缶と言う方が多いですが、残念ながら発売されておりませんので代わりに焚火缶を購入しました。
L、M、Sの3サイズのアルミコッヘルがLサイズの中に全て収まる、いわゆる山の料理器具です。
価格が数千円なので焚き火でガンガン使用しても安心という事で人気なのだろうと想像しながら購入手続きをしました。

Lサイズでポトフ
厚切りベーコン(ウインナーソーセージや手羽元でも良さそうです。)、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、(きゃべつやパプリカ等)
を大きめにカットして、放り込みます。
にんにく(生でも、スライスしたドライ製品でも、チューブでも)、コンソメ2かけら、塩コショウ適当にふって、

放り込まれた食材が全部沈むかどうかくらいまで水を入れます。(なるべく水が少ない方が沸騰するのが早いという考え)
あとは、火にかけて煮込んだら出来上がり。面倒くさがりで料理が苦手な私でも、材料をザックリと切るだけで良いので楽です♪

Mサイズで手羽元のビール煮
手羽元(山では骨付き肉は、面倒かも知れません)をにんにく、塩コショウで軽く焼き目がつくまで焼いて、鍋に並べたら
ビール(山では貴重なので、悩みどころ(>_<))を注ぎます。コンソメを1かけら入れます。

あとは、こちらも火にかけて煮込んだら出来上がり。究極的に手抜きをすれば、鶏のムネやモモ肉のブロックを、
そのまま調味料を入れて煮込むだけでも美味しくできそうです。

薪の火力であっと言う間に沸騰!
今回は沢泊まりを想定しているので、炭ではなく薪を使用しました。

炭よりもはるかに簡単に火はついて、焚き火台の上に並べた焚火缶を炎で包みます。

5分も経たずに蓋が持ち上がり蒸気が出てきましたので、中を確認するとゴボゴボと沸騰していたので焚き火台から降ろし、

また少ししてから載せるということを数回繰り返して20分ほど煮込みました。
これだけの火力であれば、Sサイズでご飯を炊きながらとかしても、火力には余裕があります。

食べてみて・・・
ポトフは大きくカットしたじゃがいもやにんじんに、しっかりと火が通るか心配しましたが、ホクホクと柔らかくなっており安心しました。

また、手羽元もノンアルコールビールで煮込んだので、アルコールが無いので柔らかさは本物のビールより劣るかも知れませんが、
十分に柔らかかったです。

山も料理も同じ、という哲学
ポトフは、食材の種類が多いということもあり量が多くなってしまうので、山や沢に持ち込む際には注意しないと食べきれない可能性もあります。

山に行くときには、自分やメンバーの技術や体力を考えて計画をするのと同じで、食事計画をするという事は、自分やメンバーの
好みや食べる量を考える事が必要なんだ。「山と同じだ!・・・って哲学的!?」などと考えながら煤の匂いのする焚火缶を持ち帰りました。