【山遊び♪レポート】農ポリをタープに使用 ~沢登り焚き火泊に向けて~

山ナース

時期:2020年10月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ担当者のMuです。
今年も沢で焚き火をして泊まることを目標にしていたのですが、コロナの影響もあり、厳しいかも知れません。

農ポリってご存知ですか!?
焚き火をしながらの沢での泊まり用に新兵器を準備していたので、
今回はそれを使ってキャンプをしてきました。
新兵器とは『農ポリ』です!

農ポリとは農業用ポリエチレンの略称で、農業でトンネル栽培に使うフィルムとして広く利用されており、
価格が安く軽量なそうです。ちなみに、トンネル栽培というのは日中の太陽光の熱を地中に蓄えて、
夜間に熱が放出する事で作物に良い環境を作る方法だそうです。また冷たい風から農作物を守る効果もあります。

農ポリをタープに、なぜ?
きっかけは、渓流釣りの本を読んでいて多くの釣り師の方が農ポリをタープにして沢泊まりをしていることを知ったからで、
メリットは「軽い」「安価なため焚き火で焦げても泣かない」「一般的タープよりも面積が広い」といったとこでしょうか。
それぞれのメリットを検証してみました。

「軽い」のか?
釣り師の方が使用している農ポリが厚さ0.05mmのもので47g/㎡ですので、finetrackやモンベルのタープの1㎡当たりの
重さと比較すると、ほぼ同じになります。
農業で使用される他のビニール系素材と比較すると軽いようですが、一般的な登山・沢登りに使用するタープと比較すると
同等なのでデメリットにはならない事が分かりました。

「安価」なのか?
私は、厚さ0.05mmで3.6m幅、長さ100mを1万円せずに購入(すみません正確な金額を忘れてしまいました)できました。

とりあえず、4m分カットして4m×3.6mで使用します。
4m分だと400円もしないことになります。これは安いですよね。
これなら、焚き火の炎や火の粉で焦げたり溶けたりしても、泣かないで済みます。

「広い」のか?
オートキャンプ場等で使用するタープと違い、登山や沢登りで使用するタープと比較すると4m×3.6mは広いことが分かります。
今回は人数が少なかったので、そこまでの広さを必要とはしなかったので半分(2m×3.6m)の広さで使用しましたが、
写真のとおり十分な広さでした。

まとめ
透明なシートなので、日よけ効果は無いため暑さをしのぐためには使えないですが、
沢での防風や雨や夜露を防ぐためには十分に機能を果たします。
1回毎に捨てるつもりはありませんが、破損して使えなくなったとしても割り切れる価格なので、
沢などのハードユースにはもってこいの素材だと思いました。
今年の沢登りシーズンも終わりが近づいています。
私が購入した100m分を使い切るのは、何年後になるでしょうか(*^^*)