【山遊び♪レポ】今年初めての槍ヶ岳が、最高の槍ヶ岳に! ~来年の夏は、皆さんと行きたいです♬~

山ナース

時期:2020年11月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ担当者のMuです。
今年のGWから夏の期間は、コロナウイルス感染症による自粛と群発地震の影響を心配して、槍穂(槍ヶ岳、穂高)には近づきませんでした。
今回、思い立って槍ヶ岳に登ってきましたので、簡単に報告します。

新穂高温泉から
今回は、初めての新穂高温泉からの槍ヶ岳です。
初日は初めて見る滝谷にテンションが上がりましたが、どうしても睡眠不足でした。
無理せず槍平小屋にテントを張って、暗くなる頃には明日のアタックに備えて就寝しました。
(カミナモノポールテントを使用した感想はコチラをクリックして下さい。)

2:45山頂へ出発!
夜明けまで最低でも3時間は暗い中なのでヘッデンの予備を胸ポケットに入れて、すぐに取り出せるようにして出発します。
登山道が分かりやすく幸いでしたが、やはり暗い中の登山は周りが見渡せない不安があります。
念のため、チェーンスパイクも持ちましたが、使用しないまま2700mを過ぎた辺りでアイゼンを装着します。

素晴らしい朝焼け
稜線の飛騨乗越に着き東の空が開けるとビックリ!
素晴らしい朝焼けです!

地上の漆黒から水平線は、燃えるような赤、そこから空を上がるにしたがってオレンジ、黄、白、水色、青、濃紺そして黒と、稜線に隠れていて想像もしていなかった美しい色彩に感動です!

穂先だけは、要注意
槍の穂先の雪は少なく、でも所々に雪で埋まった部分があるため、アイゼンを付けてピッケルを持っての岩場登りとなるので慎重に一歩一歩足の置き場を確認しながらとなります。

しかし、ハイシーズンには大渋滞(過去に4時間並んだことがあります(>_<))となることを考えると、むしろ快適な登りでした。

360度の眺望も天気急変
山頂では昨日から何度か登山道で話しをした好青年2人組と写真を撮り合って、名残惜しいですが下山の開始です。


下山して30分もしないうちに先ほどまで雲1つ無い快晴が、見る見る間に雲が湧いて切れ間がないほどに、空が覆い尽くされました。

今日の眺望は、日の出からたったの1時間!その1時間に山頂からの景色を眺められて、何もかもが順調な槍ヶ岳登山でした。

登山計画はしっかりと!
思い付きで登ったように書いたのですが、登ると決めてからは天気予報・現在の天気・ライブカメラを頻繁に確認しました。
また、この時期は一晩の降雪で状況が一変することが当たり前なので、十分に作戦を検討した上での登山です。
皆さんも登山の際には、よく検討してから判断して下さいね。

来年は、皆さんと槍ヶ岳に!
小林美智子ガイドが来年の夏山シーズンの槍ヶ岳ガイドプランを検討しています。
それは、「槍ヶ岳に登りたい!」との要望があるからです。
今回、素晴らしい槍ヶ岳登山をすることができて、私も何かサポート出来ることがあれば!と考えています。
ぜひ、皆さんも槍ヶ岳、その他に登りたい山の要望がありましたら、お問い合わせください。

お問い合わせは、コチラをクリックして「来年の夏山シーズンの槍ヶ岳ガイドプランに参加希望」等と記載ください。

エバーブレスジャケット
また、今回はエバーブレスアクロジャケットを今シーズン初めて使用しました。
こちらの使用した感想も、いずれアップしますのでお楽しみにしていて下さいね♬
(アクティブインサレーションウエアのポリゴンアクトを使用した感想はコチラをクリックして下さい。)