【山ナース日記】vol. 75「冬季活動終了」冬季山岳医療活動その5 

山ナース

昨年12月から今年3月までの年末年始、週末、連休に、日本登山医学会認定の山岳医・山岳看護師を中心とする医療従事者の有志により実施していたボランティア活動が先週末で終了いたしました。
冬季期間中、私は5回(月に一回くらい)活動させといただきました。
最終活動日の今回はなんと山岳看護師を志すナースが赤岳鉱泉活動に来てくれました。
山岳医療に興味を持ち今後の活動の担い手になってくれる医療者がどんどん山岳領域で活躍してくれるようになれば登山者も安心して登山を楽しめますよね~♪

 

最終日ではありますが、次の活動に備え医療品やAEDなどの点検も一緒にやっていただけました。
 

いつも感心するのが、小屋スタッフの衛生管理の徹底ぶりです。
きちんと防護するための着替えをして、隅々まで雑巾がけや消毒を行ってくれています。

 

下駄箱もおトイレも丁寧に掃除してくれています。
おトイレ掃除では防護のため更にレインウエアに着替えて、いやな顔一つせず明るくキレイにしてくれているので頭が下がります。
「トイレの神様🎶」の曲が流れてくるようでした。べっぴんさんやで~~~✨
 

そして、この時期の小屋番の任期満了下山風景( ;∀;)
コロナ禍でスタッフは最小限にせざるを得ない中、衛生管理などの小屋業務は増え、山小屋は計り知れないほど大変かと思います。
このような中、山岳医や山岳看護師も山岳界のお役に立てるよう頑張りたいと思います。

 

冬季活動はこれにて終了となりましたが、山岳医療ボランティア活動は次に繋げていきたいと思います。