【山遊び♪レポ】ガイドプラン同行記 ~南八ヶ岳スノーハイク&・・・~

山ナース

時期:2022年3月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
今回は、今シーズン初企画の雪山ガイドプランに同行したので、その様子を“簡単に”投稿します。

登山口(美濃戸口)から赤岳鉱泉
バスの時間に合わせて集合し、美濃戸口から歩き出して少しの間は雪も融けて地面が出ていますが、直ぐに雪上歩行となります。歩き出す前に雪上歩行のコツを小林美智子ガイドから聞いていた参加者の皆さんは、危なげなく歩きました。

美濃戸林道は、車も通行する上に昼間は気温が上がって雪が融けて朝は凍るを繰り返しツルツルの区間もありますので、声を掛けながら通過しました。しかし、この日は暑いです。美濃戸では7℃もありました!

美濃戸を過ぎると、車は赤岳鉱泉のキャタピラを付けた雪上車しか入れない世界となりますが、代わりにツルツル区間は無くなって歩きやすくなります。

堰堤広場を過ぎると部分的に登山道が狭い部分がありますが、トレース(踏み跡)もしっかりしていて無事に通過です。
なお、前回の山遊び♪レポでも書きましたが、すれ違いの時などに登山道以外の場所へ避けようと足を踏み出すと、「ズボッ!」と埋まりますので、気をつけてください。
道中では、登山道から見える氷瀑(大同心大滝、峰の松目沢)を案内しましたが、遠くの氷瀑が登山道から見える事に皆さん驚いていました。

ちなみに、赤岳鉱泉まではWストックでアイゼンは不使用でした。

赤岳鉱泉から中山(乗越)展望台
赤岳鉱泉で一休みしてから今回の目的地の1つ中山展望台へ向かいます。
途中、勾配が強くなる手前でアイゼンを装着(Wストック)して歩きます。

アイゼンを靴やゲイターなどに引っ掛けて転倒しないように、左右の足の幅を開けて慌てずに歩きます。
今日は午後になっても素晴らしい天気で、展望台からは南八ヶ岳の素晴らしい眺めが望めました。

風も弱いので、皆さんじっくりと景色を目に焼き付けることが出来たのではないでしょうか?

赤岳鉱泉
赤岳鉱泉と言えば夕食のステーキが有名ですね、皆さん(もちろん私も(*^^))美味しく頂きました。
夕食前は、翌日のアイスクライミング体験のための簡単な予習をして、あとは自由時間です。
自由時間の過ごし方は、アイスキャンディーのステッカー等のグッズを購入したり、暑い日だったのでビールが美味しい!と飲んだり(私もですが)、楽しく過ごしました。

アイスクライミング体験
皆さんにアイスキャンディーを使用してアイスクライミング体験をしていただきました。

暖かいので皆さん楽しめたのではないでしょうか。
皆さんの登攀をビレイしながら見ていると、アックスの打ち方、バランスのとり方、アイゼンの打ち込み方など、どんどん上手になっていくので、私も良い勉強になりました。

いつか、皆さんとアイスクライミングルートに行けると良いですね~♬

赤岳鉱泉から下山口(美濃戸口)
帰りの登山道は、参加者の皆さんにはチェーンスパイクや軽アイゼンを使用していただき一歩一歩確実に、滑らないようにして歩いてもらいました。

美濃戸林道では地面が出ている部分も多いので、アイゼンが石に引っ掛かるのも嫌ですが、ツルツルな部分もあるので微妙な状況でした。
繰り返しになりますが、昼間に雪が融ける温度になる山域では、雪の状態が1日の間でも変化するので、十分に注意して歩くようにしましょう!