【山遊び♪レポ】美しさ、楽しさ、安全とバランスの良い沢登り ~釜入沢~

山ナース

時期:2022年5月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
前回の沢登りルートは、高巻きや下降でかなりリスキーな箇所が多く、さすが登山の総合力が試される沢登りという感じでした。
今回は、新緑やコケ、沢の流れの美しさも良く、登れる滝が多く楽しく、岩が脆い箇所や高巻きも少なく、下降尾根も比較的安全な沢でした。

いきなり懸垂下降
その沢に入渓するためには道路の脇から懸垂下降で下りると安全です。
50mロープなら1回で安全な箇所まで下降できます。
初めからロープを使ってしまえば、その後にロープを使うのが面倒だと思わなくなる利点もあります。
(その後はロープを使わなくても大丈夫でしたが(^_^))

新緑とコケと沢の流れが日本庭園のよう✨
入渓からしばらくは、ゆっくりと標高を上げるので滝が連続するわけではなく、キラキラと新緑に包まれた中を苔むした岩の間を沢が流れている美しい景色の中を歩いていけます。
「これだけで癒されますよー」って書いたら「本当かよ?」って聞く方がいるかも知れませんが、「本当!」なんです。

登れる滝は楽しい♬
美しい沢を歩いていて、そろそろ変化が欲しいなと思う頃に小滝が連続して出てきます。

岩はしっかりとしている上に掴みやすいように出っ張っているので、安心して登れると思います。

もちろん、もっとスリルを味わう緊張のクライミングがしたい方には、物足りないかも知れませんが・・・。

下降ルートも比較的安全
沢が涸れた場所に作業道が横切っているので、その小さなスペースで靴を履き替えて尾根まで登ります。
下降ルートは登山道ではありませんが、少し崩れた場所がある登山道と言う感じで歩きやすく、そういった注意箇所も慎重に通過すれば問題ないかと思います。
前回投稿の雨降川長久保沢と似たようなレベルの沢でしたが、行ってみると「同じレベル表記でも、実際はこうも難易度が違うのか!?」と実感します。
ガイド本や他の方の記録と実際との違いに臨機応変に対応したりすることも面白いです。
また、「違うということ自体が個人の感じ方の違いなんだよね、こんなにも違うのか」と思わず笑ってしまう楽しさもありますねー。