【山遊び♪レポ】立山(雄山)登山と白い雷鳥を求めて! ~2022-2023雪山開幕戦~

山ナース

投稿時期:2022年11月
投稿者:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当のMuです。
今年も富士山や北アルプスなど、各地から雪の便りが届いてきましたね。
先日、小林美智子ガイドが富山県の国立登山研修所に行った際に(その投稿はコチラをクリックです)、立山黒部アルペンルートで割引があるらしいという情報を仕入れて、私に教えてくれました。
そこで、急きょ、立山黒部アルペンルートの室堂から立山にチャレンジしてきました。

全国旅行支援の影響?観光客が多い!
立山黒部アルペンルートの富山県側の玄関である立山駅付近の無料駐車場に停めて、立山ケーブルカーの駅に向かうと家族連れの観光客が多く、続いてカップルのハイキング客、そしてピッケルをザックに背負ってガッチリとした冬靴で固めたソロ登山者って感じでした。

私は、ピッケルを背負ったソロ登山者でしたが、気温等を考慮してまだ冬靴は不要と考えて今回はエクイリビウムです。
(決して雪山をなめているわけではありません)

この時期は、雪の状況により岩が出ていたり、凍っていたりと微妙なのでチェーンスパイクとアイゼンを準備して、ピッケル&ストックで柔軟に対応するつもりです。

雪の世界
室堂周辺は、家族連れや外国人の観光客が散策していますが、そこから先は登山者の世界へと変わります。
(「この先は登山装備が必要」という警告看板もあります。)

雪を踏むのは久しぶりですが、11月4日以降は室堂での滞在時間が5時間半ほどしかないので、スリップなど気にせず大股で先を急ぎます。
ちょうど、「この先は登山装備が必要」という看板の場所でチェーンスパイク+Wストックを装着して進みます。

雄山へ!
小屋閉めした一の越でアウタージャケットを羽織って、暴風対策を整えたら再出発!

アイゼンに履き替えなくても良いかな、と判断して登って、そのまま登頂!

今日は、残念ながら視界が不良です。さすが!(に)晴れ男!(とは言えません( ;∀;))

12時までに山頂に着いて(〇→11:30)、視界が良くて(×→ガスガス)、トレースがあれば(×→ラッセル)、大汝山、富士の折立方面に縦走して、大走りを下りて周回しようかと思いましたが、帰りのバスの時間があるので無理は出来ないので引き返します。

プランB
立山を縦走し周回するという“プランA”が消えたので、プランBに切り替えます。
プランBはズバリ「白い雷鳥」を探して写真に収めることで、ちょうど羽の生え変わる時期なので白い雷鳥を探すことにしました。
いったん一の越まで下りて、夏の縦走(その投稿はコチラをクリックです)ではかなりへばっていた龍王岳方面に向かいます。
一の越付近は、風の通り道で爆風ですが、気温は氷点下数度(朝は-4℃)なので問題ありませんでした。

爆風なのでガスが流れて頻繁に景色が変わります。

ちなみに、足先も靴下は冬用を履いているからか、下山まで温かかったです。

発見!
夏の雷鳥も見つけづらいですが、冬の雷鳥も見つけづらいですね。
白と黒の世界に白と黒の姿になっているのですから・・・

とはいえ、時間的な余裕と寒さに対する余裕があったおかげか、他の登山者が気付かない雷鳥に気が付くことが出来ました。

急斜面の途中にいたので、ストックをしまってピッケルに持ち替えて、近づいてみると「面倒だな~」という顔でこちらを見ています。
「手は出さないので、もう少しじっとしていてね」と本当に呟いて、写真を撮りました。
こんなに簡単に真っ白な雷鳥が見られたらつまらないので、生え変わりぐらいでちょうど良かったです!
いつか、真っ白い雷鳥を見るぞー!

星の雫
室堂バスターミナルに戻って、往復チケットに付いてきたクーポンでお土産の「星の雫」を初めて買いました。
時間内にお土産も実質無料で買えて、得した気分になってバスに乗り景色を眺めていると晴れてきました。

「ムム!もう少し待てば晴れたか!?」と思いましたが、これは登山あるあるですね。
山頂は相変わらずのガスの中です。

さて、2022-2023の雪山シーズンも始まりますね。
今シーズンの雪山登山技術講習会は、現在、日程を調整中です。参加に興味のある方はお問い合わせください。
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