よくある質問コーナーQ&A(山岳看護師やDiMM取得について)

<メニュー>
Q1 【山岳看護師(山ナース)とは?】
Q2 【国際山岳看護師(DiMM取得)は、どうやったらなれるの?】
Q3 【山岳看護師(山ナース)のお仕事って?
Q4 【山岳看護師(山ナース)を目指したきっかけ
Q5 【忘れられない出来事
Q6 【山岳領域での看護師の役割
Q7 【山岳診療所(救護所)で活動してみたい
Q8 【DiMM取得後の活動の場はあるのですか?
Q9 【救命救急士でも取得できると聞いたのですが
Q10 【DiMMを取得するのにどのくらい費用がかかるのですか?
Q11 【DiMMを受講するのに必要な最低限の登山技術は?

 

 

Q1 【山岳看護師(山ナース)とは?】

山岳看護師というフレーズをはじめて耳にする人も多いと思います。
その名の通り「山岳領域で医療活動をする看護師」のことですが、
私と同じDiMM(DIPLOMA IN MOUNTAIN MEDICINE)取得者(通称:国際山岳看護師)は、
2022年現在、日本に24人しかいません。
その中で私は2018年から、日本初のプロの山岳看護師として活動を始めました。

DiMMは国際的な制度で、日本では2009年から日本登山医学会が主催していて、
UIAA Medcom(国際山岳連盟医療部会)
ISMM(国際登山医学会)
ICAR(国際山岳救助委員会)の認証をうけています。

欧米では、山岳救助ヘリコプターに乗り込んで救助に向かう医療従事者が活躍していますが、
日本では様々な法律や状勢により欧米のような救助体制は出来ません。
そして山岳医や山岳看護師は警察や消防の山岳救助隊員でもありません。
現在、我々は日本の山岳の特徴や法律を厳守し、警察や消防の方々とともに、
日本独自の山岳救助医療体制を構築している最中です。

<冬季の山岳救助訓練の模様>

【注意】DiMM認定(国際山岳医・国際山岳看護師)や、日本登山医学会認定の専門医・公認山岳看護師に関しては、日本登山医学会のホームページをご覧ください。
(日本登山医学会ホームページ参照・・・クリックするとジャンプします。)

 

 

Q2 【国際山岳看護師(DiMM取得)は、どうやったらなれるの?】

日本では日本登山医学会がDiMM(DIPLOMA IN MOUNTAIN MEDICINE)を主催しています。
(日本登山医学会ホームページ参照・・・クリックするとジャンプします。)

DiMMは山岳地帯で発生しうる疾病および外傷についての理論と対応実践について学び、
山岳医療の臨床および研究を実践できる医師および看護師および救急救命士の
養成を目的として実践するプログラム(合計121時間)です。

2020年度から新たに救急救命士も認定取得できるようになりましたが、
医師も看護師も救急救命士も同じプログラムと試験内容です。
そして、このプログラムはエントリ―から5年以内に修了することが義務付けられています。

認定を取得する際には、山岳医療のみならず登山技術や救助技術が求められます。
たとえば、沢登りや氷の壁を登るアイスクライミングなど、
夏だけにとどまらず冬山も含め年間を通じた総合的な登山技術、
救助技術としてロープワークの習得が必須です。
また、それらの技術を山岳領域で活かすために体力もなければなりませんので、
登山技術の検定の他にも体力テストもあります。

山岳領域では医師・看護師などの医療従事者だけで人は救えません。
山岳救助隊や山小屋、登山ガイド、そしてその場にいる登山者も含め、
みんなで力を合わせないと山では人の命を救うことはできないのです。
その際、われわれ医療者がコーディネート力を発揮する場面が多くあり、
山岳看護師として医療の知識や技術だけでなくコミュニケーション能力が大事だと気づかされます。

<山での傷病者搬送の指導中>

★DiMMコースでは、冬季の岩稜・雪稜・氷雪壁を登攀できること、またそれらを安全に、確実に登下降するためのロープワーク等を修得していることが前提となっています。
⇒当事務所では、DiMMを志望する方(エントリーしたい方)向けの講習会を開催しています。
詳しくはコチラ「山ナースガイドオフィス主催の講習会各種」 – 小林美智子山岳看護師事務所(山ナースガイド) (yamanurse.com)をクリックしてご覧ください。

★DiMM規約で取得は国家資格保有者に限られておりますので、残念ながら准看護師の方はDiMMを取得することは出来ません。

 

 

Q3 【山岳看護師(山ナース)のお仕事って?

山ナースのお仕事としては、
山岳診療所・救護所の医療活動、学校登山の引率、山岳スポーツ競技の救護班、安全登山のための講習会、登山撮影隊への動向、海外登山ツアーや登山ツアーの同行などがあり、
山岳看護師の存在を知ってもらうことで、どんどん活動の場は広がっています。


<山ナース安全登山セミナーin大阪> 

そして、私は日本山岳ガイド協会の登山ガイドも取得し、登山に不安のある方への登山同行、
またお子さん・高齢者・障害者など、山では弱者といわれる人たちを山にご案内し、
世界を広げるお手伝いもしています。
もはや医師や看護師は病院にいるものという概念は常識ではなくなり、
これからは山にだって、海にだって、はたまた宇宙にも赴くことがあるかもしれません。


<富士山救護所前にて、幼稚園児の登山を見守る>

夏山シーズン、おもに山梨県富士山吉田口五合目救護所に勤務しています。
国内のみならず世界から多くの方が、日本が誇る美しい世界遺産である富士山に訪れますので、
傷病者の対応や安全登山の啓蒙活動も行っています。


<八ヶ岳 赤岳鉱泉山岳診療所>

赤岳鉱泉山岳診療所は日本で初めてのほぼ通年活動する山岳診療所です。

まだまだ山岳医療活動はボランティア活動が多いですが、
私は山岳医療を普及させ、より必要な人に届けるために、山岳看護師が社会的に認められるために、
日本で初めてのプロの山岳看護師となりました。
仲間や多くの応援していただいている山を愛する方々に支えられ、頑張っていきたいと思います。

 

 

Q4 【山岳看護師(山ナース)を目指したきっかけ

山ナースをしていると学生時代から長く登山をしていると思われがちですが、私の登山歴は10年(2022年現在)と比較的短いです。
しかし、登山を始めたころは病院勤めでしたが、山岳会に入会して休暇のほとんど(年間80日)は山に入り、クライミングや沢登り、雪山やアイスクライミングなどの多くの登山のジャンルに挑戦してきましたので、登山歴は少ないですがかなり濃い登山経験をしています。
さらに海外登山(キリマンジャロやマッターホルン)にも成功し、エベレスト登山を目指していました。

<キリマンジャロ山頂>


<マッターホルン山頂>

その頃、山岳会の先輩に国際山岳医がいて、「海外の山では、山専門の医師や看護師が活躍していて、日本でも御嶽山の噴火を機に必要とされ始めている」と、国際山岳看護師へのチャレンジを勧められていたのですが、山に夢中の私は本腰で取り組めずにいました。

そんな中、尊敬し目標にしていた日本を代表する女性登山家が、北海道の山で事故死してしまいました。
私は山が怖くなり、山で起こる事故に関心を持つようになり色々と調べ始めました。
すると、安全に登山をするための知識と技術があれば最悪の事態は防げたケースが多いことが分かりました。

そこで改めて看護師として何かできるのではないかと、じっくり考えてみました。
そして出した結論が、目指す山はエベレストではなく、プロの山岳看護師として社会のニーズに応え、日本の新たな道を切り開いていくことだったのです。

もともと災害支援ナースとして、全国の被災地で災害看護を行ってきました。
災害看護に携わるきっかけも、東京都立病院での新米看護師のころの地下鉄サリン事件(1995年)がきっかけでした。
病院にあふれかえる患者さんたちを前に必死に対応した経験から、災害医療を勉強し災害支援ナースとして災害の現場に赴きました。

そんな経緯もあり、山岳医療を勉強していくにつれ、災害支援は有事(災害は起こってしまってから)活動ですが、山岳看護師は事故を未然に防ぐことができる、山での死を1件でも減らすことができると実感しました。
国際山岳看護師に続き、登山ガイド(ステージⅡ)資格も取得
忙しい病院での医療現場の中、休暇を利用しての山岳医療活動では限界も感じ病院を退職して、日本初の山岳看護師事務所を設立し、プロの山岳看護師として現在、奮闘しています。


<山中で救急法のレクチャー中>


<冬季山岳イベント救護>

 

 

Q5 【忘れられない出来事

私は夏山シーズンに富士山吉田口五合目救護所に勤務しているのですが、2019年の勤務中に山頂付近で落石事故による死亡事故が発生しました。

山での落石事故は決して珍しいものではありません。富士山以外の山でも発生しています。
しかし、富士山の登山者の約半数は生まれて初めての登山の方々なので、石で命を落とすと思って登山をしている人は少ないです。
    

 

多くの富士登山者の目的は、山頂(日本一高い場所)からのご来光を見ることです。そのご来光の一瞬を求めて登山をするのですが、事故も一瞬で起きてしまいます。

私も大好きな人たちを山で亡くしてきました。
大自然の前では人間は無力ですから、山の事故をゼロにすることはできません。

しかし、「落石があるかもしれない」と知っていれば、ヘルメット着用などの対策をすることや、危険地帯に入らないなど、事故の確率を少しでも下げることは可能です。
そのためには安全に登山をするための啓もう活動をすることが最も重要だと思っています。

 

 

Q6 【山岳領域での看護師の役割

人がいる以上、そこには医療者も必要とされます。
山だけでなく、海でも、はたまた宇宙でも、医師・看護師は必要となるでしょう。


<槍ヶ岳山岳診療所で医療器具を煮沸消毒しているところ>


<山ナースが海に?! 海でも低体温症は起こります>

山ナースとして活動していて、一番求められている役割はやはり医療です。
グレードの高いクライミングや、スピーディーな山中の走破は、全く不必要ではありませんが、
山岳看護師として、感染対策・医療安全・アセスメント力など安心安全を提供することは不可欠です。
ですので、看護師としての役割は、下界の臨床でも山中でも同じです。
そして我々は山岳領域で活動するので、年間を通した登山の知識や技術にも精通していなければなりません。


<富士吉田五合目救護所>

山ナースは、人の心に触れ、寄り添い力になるという看護師としての特色を生かし、
山の知識・技術を駆使して、フットワークの良さ、協調性、精神の強さを武器に、
これから山岳領域での活動が増えると思っています。


<山小屋での安全登山のための山岳医療啓蒙活動>

私が今後取り組んでいきたい山ナースならではといえる役割として、
山で働いている方々の健康管理があります。
登山者だけでなく、山小屋のスタッフ、ガイド、林業従事者など山を支えている方々を土台から支えていきたいと思っています。


<甲斐駒ヶ岳黒戸尾根での山岳医療パトロール>

山岳医・山岳看護師は、医療者の中で山岳領域に特化した医療者なのですから、
その役割を果たすためには、自らも遭難事故を起こさないような登山知識と技術の習得は必然といえます。

 

 

 

Q7 【山岳診療所(救護所)で活動してみたい

山岳診療所で活動してみたい!と思う山好きな医療者からのお問い合わせも多くいただきます。
ですが、ある意味、山岳診療所での活動参加は簡単ではありません。
多くの夏山山岳診療所は、大学の医学部等が運営しているところがほとんどで、長年にわたり医学部を中心とした医療の研修の場となっているからです。
つまり山岳診療所には歴史と情熱と携わってきた医療者の思い入れがあるのです。
ですので、関係者以外は活動できないところもありますし、公募しているところでも安易に部外者が入れません。
山岳診療所も制約はありますが診療行為をする医療の現場なので、ある意味当然といえると思います。

山岳診療所で活動している看護師は、山岳医や山岳看護師の認定取得者ばかりではありません。
山岳医・山岳看護師は、欧米に追随し日本でも近年取得できるようになった認定ですので、まだまだ取得者が少ないということもあるかもしれませんが、
まだ現在は、むしろ認定を取っていない方々(長年にわたり山岳診療所で活動し貢献してきた医療者)が多いと思います。


富士山吉田口五合目救護所は、診療行為を行ってはいませんが、私は期間雇用の看護師として勤務しています。ボランティアではなく、きちんと責任をもってプロとして活動しているのです。
ある意味、山岳診療所や救護所は狭き門であり、知識も技術もなく踏み入るところではないということなのです。

しかし、登山者の増加に伴い山岳診療所や山岳救護所へのニーズは高く、大学とは関係ない山岳医療活動は行われています。

以下は、山岳診療所(救護所)以外の活動


<トレイルランニングでの救護班>


<山岳競技(アドベンチャーレース)の医療スタッフ>


<甲斐駒ヶ岳山岳医療パトロール活動>

 


<赤岳鉱泉山岳診療所>

安易に、カッコイイからやってみたいというだけでは自分の看護師免許も失う事態にもなりかねません。

山岳看護師の認定を取得するのには時間がかかりますが、日本登山医学会の会員になるなどして山岳医療や野外救急などをきちんと勉強してから、山岳診療所活動に赴くことをおススメいたします。

 

Q8 【DiMM取得後の活動の場はあるのですか?

認定取得者の活動の場は、どんどん増えています。

赤岳鉱泉山岳診療所や乗鞍畳平診療所、そして山梨県の北杜市や鳥取県の伯耆大山での山岳医療パトロールなど、DiMMの国際山岳医・国際山岳看護師による独自の活動も存在しています。

日本登山医学会は、あくまでも登山医学の学術向上のための団体ですので、認定者の活動を運営しているわけではありません。

活動は有志活動など様々ですが、自治体の公認や後援を受けていたり、自治体の業務委託を受けたりして活動をしています。

私が運営委員会を務める「赤岳鉱泉山岳診療所」は、八ヶ岳連峰では初めての診療所になりますが、通年を通して活動する山岳診療所としては日本初となります。
諏訪保健所の認可を受け、茅野市役所管轄の諏訪地区遭対協の後援を受けて、赤岳鉱泉山岳診療所運営委員会が運営を行っています。
八ヶ岳の救助と救護の拠点としての位置づけもあり、日本での山岳救助体制の新たなモデルケースとして注目されています。

 

DiMM取得者の更新制度ポイント活動にもなっております。
日本登山医学会の会員の医師および看護師であれば、赤岳鉱泉山岳診療所で活動はできますが、まずは年2回開催されるワークショップに参加し、山岳医療や診療所のことを学んでから、参加することをお勧めしています。

 

山岳医・山岳看護師がもっと増えて、日本中で様々な山岳医療活動が展開されるようになることで、山岳医療の向上と安全登山の普及が進むことを願っています。

2023年春に、DiMM取得後の活動の促進や情報共有を目的として日本山岳医療協議会(JMMC)が発足しました。
JMMCでは知識や技術のブラッシュアップのための講習会や交換の場を提供しています。

 

Q9 【救命救急士でも取得できると聞いたのですが・・・

2020年改訂された新カリキュラムとなり、DiMM認定(国際認定)は、医師・看護師以外にも救命救急士がエントリーすることが可能になりました。

そして2023年、DiMMを取得した救命救急士の第一号が誕生しました。
講習内容や検定内容は、医師・看護師・救命救急士は全く同一内容となりますので、取得することは簡単ではないと思いますが、救命救急士の方にも是非とも挑戦していただきたいと思います。
 

 

 

Q10 【DiMMを取得するのにどのくらい費用がかかるのですか?

DiMMコースは8回の講習会(座学・演習・検定)等から構成されています。
エントリーするには、まずは日本登山医学会員にならなければいけないので学会入会費がかかります。
そのうえでエントリー申し込みをし、受理されたのちエントリー費を払います。

DiMMコースのそれぞれの受講費用の目安を合算すると約50万円です(受講者数により実際の受講料は変動する可能性がありますが1講習4万円~13万円程)各講習会毎に合否がでますので、不合格の場合は再チャレンジとなります。
また、これらの講習会以外に受講期間中に、他団体の資格制度のACLSもしくはICLSの受講または更新が必要です。

講習プログラムの中には、沢登りや雪崩ビーコン捜索やアイスクライミングなどもありますが、必要装備のレンタルはありません。必要装備はすべて自分で準備し、使いこなせるようにしておく必要があります。
その他、各会場への交通費、宿泊代などはもちろん自己負担です。

取得後も、DiMM資格更新制度にのっとり取得後5年以内に更新が必要ですので、取得してそのまま永久的に取得し続けられるものではありません。更新制度があります。

このように、費用も掛かり、周り(家族や職場など)の理解や協力がなければ難しいため、安易に取得できるものではありませんが、その分、挑戦する価値はあると思います。
山岳医療は新しい医療分野です。様々な方々が取得し様々な活動をすることで、役割や活躍の可能性はどんどん広がっていくと思います。

 

 

 

 

Q11 【DiMM受講に必要な最低限の登山技術は?

日本登山医学会の専門制度のDiMM募集要項にも記載されていますが、以下の知識および技術をすでに習得しているという前提で、技術講習会である演習や検定が行われます。
以下の技術がない状態で受講した場合、講習会についていけないばかりでなく、本人もしくは仲間が危険にさらされる可能性もありますので、危険と判断された場合は受講継続ができないこともあります。
必ず受講前までに最低限必要な技術を身に付けて演習および検定を受講してください。

尚、ロッククライミング、沢登り、雪山、アイスクライミングの初級者コースを安全に登下降できることが求められますが、基本的な登山技術や知識を身に付けた自立した登山者であることは言うまでもありません。

以下、2024年度DiMM募集要項より


①ロープの結び方とその使い方:フィッシャーマンズノット、8の字結び、プルージック(フリクションヒッチ)、クローブヒッチ、ムンターヒッチ(イタリアンヒッチ)
②ハーネスへの結束
③アンカーシステムの構築
④ビレイ(確保)
⑤懸垂下降(下降器とプルージックを用いて)
⑥プルージックを使った固定ロープの登り返し
⑦UIAAグレード3の岩場のフォローでのクライミング
⑧ヘリコプター救助のための着陸地点の準備
⑨3対1引き上げシステム等の理解
⑩地上から空中へのハンドシグナル


①アイゼンを使った氷河歩行(氷上歩行)
②雪と氷に適した様々なテクニックを使ったビレイ
③グレードW12のアイスクライミング
④簡単なプーリーシステムを含む即席のクレパスレスキュー
⑤雪崩ビーコンとプローブを使って埋もれた雪崩犠牲者の位置の特定、掘り出し、シェルターの構築

ナビゲーション
①地形図、高度計、コンパス、GPSを使用し、正確な位置確認とナビゲーション

⇒当事務所では、DiMMを志望する方(エントリーしたい方)向けの講習会を開催しています。
詳しくはコチラ「山ナースガイドオフィス主催の講習会各種」 – 小林美智子山岳看護師事務所(山ナースガイド) (yamanurse.com)をクリックしてご覧ください。