時期:2020年12月
報告:ホームページ管理人Mu
こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
昨日アップした今シーズン初のアイスクライミング(コチラをクリックするとジャンプします。)に続いて、アイスクライミングルート裏同心ルンゼに行ってきたので報告します。
DiMM(Diploma in Mountain Medicine(旧称:認定国際山岳医・看護師))でも必要
これは大事な事なので、昨日のジョウゴ沢編と同じ事を書きます。
最近エントリーが開始されたDiMMでも「簡単なアイスクライミングの技術」を求められていますが、手で掴んだり足を置いたりするホールドが限られている岩を登るクライミングと比べると、氷瀑に自由に手(アックス)や足(アイゼン)を挿し込めるので、体格の影響も少なく登り易いのではないでしょうか。
DiMMを目指しているけど今は仕事が忙しいという方が多いのが日本の現状です。
そういう方に自分が迷惑をかけないように注意しつつ、また、そういう方がDiMMを目指す段階で何か手助けができればと思っています。
裏同心ルンゼに話しを戻して・・・
人気のルート
ジョウゴ沢もそうですが裏同心ルンゼも赤岳鉱泉から近く技術的にも初級者向け(ガイド本より)のため、とても人気の高いルートです。
私も5~6回は登りましたが、そのシーズンの寒さ・降雪量等によって氷結具合や滝の形状・高さが変わるので、行くたびに「今回はどんな滝になっているのだろう!?」とドキドキを感じます。
今までで一番混んでいた(-_-;)
私は混んでいるのは好きではないのですが、ヘッデンを点けて裏同心ルンゼF1に着くと既に5人が滝の基部にいました(>_<)
しかし、前にいたカップルが「準備に時間がかかるのでお先にどうぞ♪」と言ってくれたので、先に登らせていただきました、「ありがたいです!」
ところが、F1を越えてF2はさらに渋滞、ここは3段の滝になっているので、時間がかかります。
こういう待ち時間に足先や手先が冷たくなってくるのが辛いので、自分のペースで登れる時に登りたいですね。
最後のF5はカオス・・・
F2を突破してF3、F4と問題なくクリア。
そして最後にF5となるのですが、F1からの滝と同様に登れるルートは2~3本はあるのですが、高さもあるので渋滞のボトルネックとなっていて、人が多かったです。
こういう時は落氷に当たらない、もちろん落ちてくる人にも当たらない場所にいないといけません。
十分に注意しつつ、寒い中を待つのも嫌なのでスムーズにルートを探して登りました。
F5の上に出ると晴れていれば右上に大同心が見えているんですが、残念ながら今日は見えません。
また、ボトルネックを通過したので先行者はいなくなり、自分たちのペースで歩いて下山出来ました。
今シーズンは、各地でアイスクライミングを楽しめそうです♬
ここ数年は暖冬の影響で、アイスクライミングをしようと遠征して現地まで長時間歩いても氷結しておらず、単に時間とお金を使って体力トレーニングと高速道路の渋滞にハマって忍耐力を付ける事が多かったのですが、今年は大寒波のおかげで各所においてアイスクライミングを楽しめそうですね。
アイスクライミングするのも、まずは雪山登山からがオススメです。
アイスクライミングを始めるためには、雪山の技術・知識・経験が無ければ困難だと思います。
私もそうでしたが「雪山をやりたいけど、どうしたら?」と考えて悩んでいる皆さん、小林美智子山岳看護師事務所では、以下のプランをご用意しています。
ぜひ参加をご検討ください。
2021年2月10日(水) 雪山登山はじめの一歩 ⇒ 定員まで残り1名です。 ⇒ 詳しい内容
2021年1月30日(土)~31日(日) 日光澤温泉スノーシューハイク ⇒ 定員まで余裕あります。 ⇒ 詳しい内容