時期:2021年1月
報告:ホームページ管理人Mu
こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
今年の冬は何度も寒波が襲来し寒いせいか、それとも加齢により代謝が悪くなったせいか・・・
原因は何故か分からないのですが指先が特に冷えるようになりました。
ただ、指先が冷えるという事は身体が寒いため、身体(命)を守るために指先への血流を制限しているから、と聞いた事があるので、冬用のウエアを再確認してみました。
冬山雪山を始めたい方の参考になればと思いホームページに投稿します。
雪山でもウエアの考え方は雪がない登山と同じで、ドライレイヤー、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターシェルを準備し状況に合わせて体温調節をしながら脱着しています。
ただ、夏用のウエアは雪山ではほぼ使えません。
簡単な使用した感想等も書いていきますので、ご覧ください。
ドライレイヤー
・ドライレイヤーウォームロングスリーブ
雪山こそ汗冷えしやすいので必須アイテムです。夏の沢登りでも使用しており、沢登りで少しくたびれてきたので雪山用は別にもう1着持っています。
・ドライレイヤーウォームタイツ
ロングスリーブ同様に必須アイテムです。こちらも夏の沢登りでも使用しています。冬は着重ねる枚数が多いので1サイズ大きめにしています。沢登り用は結構パツパツです。
・ドライレイヤーベーシックブリーフ
これが無いと、下山ごろには股がヒリヒリしてきて、下山後の温泉では悲鳴を上げてしまいます。
(写真は割愛します!)
ベースレイヤー
・メリノスピンサーモジップネック
ジップネック以外にフーディとロングスリーブ(チャックが無い)がありますが、私はチャック付きで熱ければチャックを開けることができるので、ジップネックが好きです。
・メリノスピンサーモタイツ
ドライレイヤー同様に1サイズ大きいものを購入しています。
ミドルレイヤー
・ポリゴンアクトフーディ
秋や春にも防寒着として使える便利なウエアです。普段使いの1着も買おうか迷っています。
ポリゴンアクトについては、こちらで詳しく書いていますので興味のある方はご覧ください。コチラをクリック
アウターシェル
・エバーブレスアクロジャケット
昨シーズンリニューアルされた際に、購入を検討しましたが見送りました。
その理由は胸ポケットが小さく1つだから。。。割とポケットにあれこれと入れてしまう性質だったので、ポケットが少ないと不安でした。
でも、昨シーズンアウターシェルを使う環境では、多くのポケットを使わないよう意識してみたら問題なかったので購入しました。
ストレッチ素材を使用しているので、単なる雪山登山だけでなくアイスクライミングなどの登攀をしてもストレスがありません。
・エバーブレスグライドパンツ
よくアイゼンを付けていてスパッツやアウターシェルに穴をあけてしまう事があります。
歩き方が悪いのだと思いますが、なかなか簡単に直せないので、なるべく大きなガードの付いたパンツが欲しいと思っていたのでアクロではなくグライドにしました。
それからインナースパッツ、ちょっとくらいの積雪ならスパッツを付けなくても雪が靴に入ることはないです。
そして、この色!・・・だったんですが、今はラインナップから無くなってしまいました、不評だったのかな(;^ω^)
ソックス
・スキンメッシュソックス5本指レギュラー
冷えにも効果が高いそうですが、買った目的は靴擦れです。
どうしても踵が痛くなるため、いつもテーピングをしていますが、スキンメッシュを履いたら軽減されました。
ハードな登山では念のためテーピングをしています。
・メリノスピンソックスEXPレギュラー
ロングの方が温かいだろうとロングも購入したのですが、脹脛が太いのか締め付けられているせいで疲れてしまったので、レギュラーに戻しています。
グローブ
・パワーメッシュインナーグローブ
雪山を始めてから直ぐに購入しましたが、しばらくは使わず・・・
最近、指先が寒くなるので急遽、復帰しました。とても役に立っています。
・ウールインナーグローブ
名前は分かりませんが、インナーグローブは濡れに強いものがよいです。細かい作業をするのに、本当はアウターグローブでやらないといけないんですが、これでやることも多いです。
・ウールグローブ
高い製品ではないので藁が編み込んであったりして笑ってしまう(オヤジギャグ!?)んですが、濡れにも強く温かいので助かっています。ただし、擦れ等には激弱なので使用中に穴が開くこともあるので注意が必要です。
・アウターグローブ
最近、指先を守るために急遽購入しました。アウターシェルと同じでペラペラですが、濡れには強く5本指なので作業にストレスもありません。
・ミトングローブ
細かい作業が必要としない場合に、とにかく保温するためのグローブです。効果は絶大ですが、ピッケルを持って歩くくらいの事しかできません。
バラクラバ(目出し帽)
・メリノススピンバラクラバ
あまりニット帽とか持って行きません。
理由は、すぐに汗をかいてしまうからです。
普通の登山道は、そのままで歩いて寒ければミッドレイヤーのフードを被ります。
そして稜線などの強風地帯を歩く際はバラクラバを付けています。
熱さによって顔を出したり、ネックウオーマーにしたりと変えることができるので便利です。
簡単な説明でしたが、参考にしていただけたら嬉しいです。
世界はまだまだ厳しい状況が続きますが、ちょっとした合間に装備の事を考える余裕があることに感謝しています。
登山をしている時も下界の様々な事を忘れてしまうことができたな、と思い出しました。
そんな過去の登山報告などの投稿を読んで、楽しんでいただけたら幸いです。