【山遊び♪レポ】瑞牆山で初クライミング ~トムソーヤの冒険~

山ナース

時期:2021年9月
報告:ホームページ管理担当Mu

こんにちは!ホームページ管理担当のMuです。
下界でも秋の気配を感じるようになりましたね。
今年の夏は、梅雨明けから2週間ちょっとの間は、好天気に恵まれ素晴らしい山の景色に感動することができました。
しかし、以降ははっきりしない天気が続きクライミングから遠ざかっていました。
今回もちょっと雨に降られ、クライミングをするには微妙なコンディションでしたが、無事に下山したので報告します。

5月のテント泊講習会以来
今年の5月にテント泊登山「二歩目」講習会で富士見平小屋のテント場に泊まって以来の瑞牆山です。

あの時は、瑞牆山の山頂から参加者の皆さんと素晴らしい景色を眺めることができました。
(その時の様子は↓をクリックすると見ることができます)
【山ナース日記】vol. 86 テント泊登山講習会「二歩目」終了
今回のクライミングルート「トムソーヤの冒険」も最後は山頂に到着するルートです。今回の山頂からの眺めはどうでしょうか?

前夜にザっと雨、取り付きでもパラパラ雨
天気予報どおりに前夜と午前中に雨が降り、ちょうどクライミングを開始する出鼻をくじかれる感じでしたが、天候が回復するという予報を信じてクライミングスタート!
私は、前半は木登り、後半は岩稜帯と、ルートの中では簡単なピッチを登らせてもらいました。

いつもどおりパートナーのKOさんに頑張ってもらい後ろめたい気持ちがありますが(;^ω^)

洞窟→トムソーヤの冒険
ルート名のトムソーヤの冒険って子供の頃に読んだ?見た?ような覚えはあるのですが、内容は全く覚えていません。
ただ、気になったのであらすじを調べてみたら、話しの中に洞窟が出てきます。
それでピンときました!今回のクライミングでも2ピッチ目は洞窟内を登ります。

ここはKOさんにリードしてもらいましたが、洞窟内にKOさんが入り足だけが見えていましたが、登っていくと見えなくなります。

その代わりにKOさんの力んでいる時の吐息が聞こえてきます。
いったい何をしているのか分からないまま私が登る番になります。
ここは、悪戦苦闘しても登れそうもないので、引き上げてもらいました。。。

核心のクラック
洞窟を突破して数十mの樹林を歩くと、クラックがてっぺんまで伸びた壁にぶつかります。
ここもKOさんがハンドジャム、フットジャムを使い、時にはレイバック気味になりながら、しっかりとクリアします。

ビレイしている私も緊張しましたが、KOさんも「今回一番シビレたね!」とコメントしていました。

あとは山頂へと続く岩稜帯を登るだけです。

山頂へ到着!
よくクライミングをして山頂に着くと、一般登山者の方から歓声があがったり、拍手されたりすることがあります。
それはリード(先頭)の人だけが経験できることが多いので、山頂への最終ピッチもそういう理由で、今回のMVPであるKOさんにお願いしたところ「気にしないよー(*^^*)」とのことで私がリード。
ロープの流れが悪くなりますが、あとちょっとなのでロープを引っ張りながら無事に登頂!
山頂には30人近い人がそれぞれの登頂を味わって過ごしていました。
クライミングギアをたくさんガチャガチャ鳴らして、ヘルメットを付けた人間が現れると普通は「!」って反応があるんですが、今回はなし。。。
(実際には数人の方が声をかけてくれましたが・・・)
ところがKOさんが到着すると「おめでとうございます!」って言われて、自然と拍手が起こりました。
難しいピッチを登ってくれたKOさんのことを皆さん分かっているかのようで、嬉しい瞬間でした♬
(私の後ろめたさもちょっと緩和されました。)

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