【山遊び♪レポ】2023沢登り開幕戦は多摩川水系入川谷 ~沢登りに興味のない方も、一読を!~

山ナース

投稿時期:2023年5月
投稿者:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
新年度が始まって1カ月が過ぎましたが、4月から新しい環境になった方は慣れましたか?
私は大きく環境は変わっていませんが、4月になると沢登りのことを考え出します。
そういうタイミング(4月初め)に「沢登りはじめの一歩」講習会もあって、久しぶりに沢靴を履いて河原を歩きました。
(その様子は、コチラをクリックです)
今回は、今シーズン初めての沢登りをしてきたので投稿します。

電車でアクセスできる沢
今シーズン初めての沢ということで、短めの「入川谷」を選択。
この沢は、JR青梅線からアクセスできます。
行きは古里駅(からの方が歩道があるので安全)、帰りは鳩ノ巣駅に下山します。
古里駅から採石場の脇を抜けて進みます。
道路の終点から入渓でき、いきなり“トバの倉骨”というゴルジュとなります。

が、写真のとおり深い釜なので、濡れるのを覚悟しなければなりません。
さすがに4月の涼しい朝なので、ここでずぶ濡れは勘弁とパス(パスできます^^;)。

長~い河原&ゴーロ歩き
トバの倉骨を越えると沢には堰堤が続き、堰堤が一段落すると伏流水となってしまい、沢登りではなく河原歩きが続きます。
これが非常に長く、今回の遡行ルートの半分以上の距離でした。

私たちがパスしたトバの倉骨で沢靴に履き替えていたら辛いと思います。
「騙されたー!」って叫んでしまいそう。
私たちはアプローチシューズのままなので、水の涸れた岩がゴロゴロした涸れ沢をルートファインディングしながら先へと進みます。

登れる滝が多いと思っていたが・・・
水が出てきたので沢靴に履き替えて、沢靴の感触を確かめながら歩きます。
すぐに“オキの倉骨”というゴルジュ帯を通過。
また平凡な河原を歩いてゴルジュ、平凡な河原と繰り返し、外道滝という嫌な名前の滝に到着。

これは登れません。
・・・というわけで滝を避けます(高巻きと言います)。
そんなに危なくない高巻きで上流へ。

このあと平凡な河原→銚子滝(登れない)→

→平凡な河原→速滝(登れない)と何とも嫌な展開。

まあ、高巻きが悪く(危なく)なかったので目をつぶりましょう。

新緑が美しく、登れる滝は楽しい
歩きが長いとか登れる滝がないという、なんだかネガティブな事ばかり書いているのですが、残りは全て良いことばかりです。

まず、この時期は新緑が美しいです。毎年思います。

それから登れる滝も易しめなので、安心して楽しめます。(とはいえ沢登りです。経験者と行ってくださいね。)

そういえば、釣り人とトラブルにならないようにって書いてあったので「魚なんかいる?」って半信半疑でしたが、いました!

☝魚、分かりますか?明らかなのが2匹、全部で5~6匹は写っています。

新年度なのでメンバー紹介!
沢登りは登山のジャンルの中でも危険な部類だと思います。なので当然一人では登っていません。
過去の【山遊び♪レポ】をご覧になっている方はご存知だと思いますが、新年度なので改めて私が一緒に登っているパートナーの方を紹介します。
身長180cmオーバーのクライミング体型の男性「KOさん」です。

決して”ノックアウト”さんではありません。
私の投稿では、レギュラーと言っても過言ではないぐらいに登場します。
いつも落ち着いていて、冷静に判断できる方なのでとっても頼りになる方です。
ぜひ過去の投稿でチェックをお願いいたします。

さて、沢登りは最後に作業道へ出て靴を履き替えて、登山道を鳩ノ巣駅まで下山しました。

シーズン初めには、ちょうど良い「長さ」「滝の量」「高巻きの難易度」「標高差」の沢だと思います。

また、次回もお楽しみに~(・ω・)ノ