【山ナース日記】vol.238 テレビ東京「密着取材」

山ナース

日時 全8日間の密着 (4/27〜29、5/3〜5/5、5/18〜19  )
場所 赤岳鉱泉山岳診療所

皆さま、日曜日ビッグバラエティー「ニッポン山岳仕事人」観ていただけましたしょうか。
TVerの見逃し配信は☟です。
“ニッポン山岳仕事人”9つの山で登って出会った2024年夏直前SP| TVer

今回はその時の裏話(バラエティー番組なので多少の演出はあるのです)を含めて報告します。
テレビ番組の制作会社から密着取材の依頼がきて、バタバタとweb取材や打ち合わせがはじまり、あっという間に八ヶ岳現地取材のGW活動がやってきました。

GW初日は美濃戸口での登山補導活動があり、そこから取材開始です。
いつも通りに自然に行動してくださいとのことで、気負わずに活動させていただきましたが、一緒に活動する周りの方に気を使わせてしまったようです。

美濃戸登山口での取材班との出会いのシーンは何回も撮影しました。
ここから密着中はほぼ同じ服装や髪型での撮影が始まりしました。

診療所に到着するまでは、(TVで放映されたストーリーのように)私が国際山岳看護師や登山ガイドということは伏せて、頭にはゴープロ、音声マイクも見えにくい場所(ジャケット内部)につけて撮影スタッフ3名と北沢登山道を赤岳鉱泉に向かいます。

今回は私の密着だけでなく、是非とも赤岳鉱泉山岳診療所を多くの皆さんに知っていただきたい!と思い、なるべく診療所内での撮影を多くしてもらいました。
(診療所内部にもゴープロを設置しました。)

診療所の関係者ということで、赤岳鉱泉オーナーの柳澤さんにもインタビューをお願いして、診療所の設立について語っていただきました。

さすがメディア慣れしているからか、この笑顔!

そして現在、国際山岳看護師を目指し、診療所の活動にも参加しているくれている相川さん

さらに、診療所運営委員会副委員長で国際山岳医の市川先生

ご協力ありがとうございました!!

さて、密着取材の撮影スタッフさん達ですが、
ディレクターさん、アシスタントディレクターさん、カメラマンさんの3人で、
設備のない山の中で機材を駆使しながら撮影をしていました。

光より影の方が大事なんだそうです。

食事シーンのブツ撮り(文字通り「物(ブツ)」を「撮る」こと。ギョーカイ用語ですね)
食材の箸あげも見ていて勉強にありました。

赤岳鉱泉名物のステーキが、とっても美味しそうでしたね~、写真とかではなかなか伝わらない目の前に実物があるような感じ・・・カメラマンの腕ですね。

GWの診療所活動以外にも、診療所の春の山岳医療ワークショップも撮影されました。
ワークショップでは当事務所スタッフの右田さんや堀さんんも進行役や講師として活躍していました。

それにしても、撮影隊の荷物は多かったです。皆さん普段から山に行っているわけでは無いので、かなり頑張っていましたよ。

診療所まで3回往復したので、3回目にはスッカリ歩くのが上手くなっていました。

テレビやラジオには出させていただく経験があったものの、私にとっても初めての密着取材はとても勉強になるとともに、診療所を多くの人に知ってもらうことで、単に診療所の利用者が増えるだけでなく、山というのは知識・技術がない、あるいはあっても油断すると危ないんだという安全意識の向上につながる内容だったので、とても感謝しています。

ありがとうございました!

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