【山ナース日記】vol.249 ボルダリング競技での救護活動

山ナース

日時 2024年9月14日㈯~15日㈰
場所 茨城県鉾田市 鉾田市生涯学習館「とくしゅくの杜」スポーツクライミングセンター

スタッフの右田です。
先日、第4回ボルダーフューチャーカップ鉾田(BFC2024)が茨城県の鉾田市で開催されました。

フューチャーカップは10歳~13歳までのユース選手が全国から集まります。
そこで1日目は救護を担当し2日目はアンチドーピングのアウトリーチ活動(啓発活動)をしてきました。
10歳~13歳の体格には個体差がかなりあってまさに成長期!
体格により課題の難易度が変わるものもありますが自分の体をうまく使ってクリアしていきます。

子供たちがボルダリングを通して自分と向き合う姿をみているとほほえましくもあり、頼もしくもあり将来が楽しみです!
会場は廃校になった小学校です。なんだがこの雰囲気、落ち着きます。

そういえば、国際山岳看護師になる過程での座学では「ボルダリング外傷」って時間がありました。懐かしい!
ボルダリング外傷の対応ですが競技中となると通常とはかなり変わります。
ボルダリング競技の救護は初めてだったので事前に資料に目を通し現地で担当医師に色々と教えて頂きました。
選手がケガを負っていれば止血と被覆を短時間で確実に行うことが最優先になります。
または競技続行可能であるかの判断をします。
救護ブースから競技をみていると「あのホールド落ちたら当たるな」とか「あそこで振られ落ちしたら・・・」と色々予測してみていたので緊張しました。
こういった予測もボルダリングやクライミング経験が活かされるところだと思いました。
幸い今回はけが人を対応することはありませんでした。
関係者の皆様大変お疲れさまでした。大会の様子はYOUTUBEで配信されています。
https://www.youtube.com/c/JMACompetitionTV

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