日時 2024年12月1日㈰~2日㈪
場所 民宿せど
こんにちは、ホームページ管理人のMuです。
今回は、基本登山技術講習会の最終回となる山の応急処置講習会の模様を私が【山ナース日記】で投稿します。
「山の応急処置」は、登山者のセルフレスキュー技術の中で、夏季の山岳領域での応急処置(初期対応の知識と処置方法)を身に付けることを目的としています。
いわば登山中のイザ!という時、自分や仲間や他の登山者の命を守るための応急処置を学んでいただきました。
・・・と書いておりますが、私も実際の山の中ではイザ!って経験は幸運にもしていないため、山の中で毎回使う技術ではないので定期的に確認が必要だと感じています。
参加者にも余裕があったからか講師の堀さんが、私にも積極的に実技を振ってきて脇汗がひどかったです(^^;
☝山の中で限られた装備から首を固定します。何を使っているのでしょう?
でも、講習会は基本となる初期対応の座学からスタートするので、分かりやすいです。
山ナースからしか学べない山に持参するファーストエイドの工夫なども毎回、皆さんは熱心に聞いています。
演習は、状況評価⇒初期評価⇒全身観察の仕方を実践しました。
外傷(骨折や捻挫など)の固定の仕方も実践しました。
さて・・・、民宿「せど」さんのお楽しみと言えば豪華なお食事
2日目のお昼には柚子がいい仕事をしているお汁のサービスがありました。
いつもありがとうございます!!
2日目は、シナリオトレーニングです。
前回の中級編で学んだ内容(救助要請や搬送法など)も取り入れ、実際に山で起きた事故の症例をロールプレイングしました。
堀さんが優しくも厳しい目で、皆さんを見守ります・・・。
シナリオトレーニングは、頭もフルに使い、皆さん精神的にも疲れたようですが、本当に事故に遭遇した場合はもっとエネルギーをそぎ取られます。
私もよく言われたことですが「訓練でできないことは、本番ではできない!」という声を思い出しながら、本番をイメージして実際に「やって良かった!」と思います。
この山の応急処置講習会で基本登山技術講習会は修了となり、安全登山を行うために登山者として身に付けるべき基本的な知識と技術は身に付き自立した登山者となりますが、なかなか一回では身に付きません。
特に中級編や今回の山の応急処置は繰り返し訓練が必要です。
是非、2回でも3回でも受講していただけたらと思います。
基本登山技術講習会は、毎年春と秋に開催しております。
次回は4月からになります。
定員になり次第キャンセル待ちとなってしまいますので、参加をお考えの方は早めにお問い合わせください。
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