【山ナース日記】vol.266 基本登山技術講習会「2025.5月初級編」終了!

山ナース

日時 2025年5月10㈯~11日㈰
場所 南八ヶ岳および赤岳鉱泉とその周辺

スタッフの向井です。
先日、基本技術講習会2025年5月の「初級編」が終了しました。
初級編は先月の「入門編」で学んだことをフィールド(山岳地域)で実践する内容になっています。
今回のフィールドは南八ヶ岳の美濃戸口から赤岳鉱泉周辺です。
赤岳鉱泉と言えば夕飯のステーキが名物です!

今回は、さらに・・・

分かりますか!?山なのにカニが追加されています!
柳沢オーナー、いつもありがとうござい!

・・・話は集合時に戻ります(^▽^;)
まずは皆さん美濃戸口に集合し地形図とコンパスを手に出発です。

尾根・沢・等高線の間隔、現在地など地形図を読みながら歩きます。

あっつ、写真はシカを見つけたので、皆さま写真撮影中です♬

皆さん入門編では、地図読みの楽しさの入り口で、まだまだ苦手意識やコンパスに不慣れなこともあったかと思いますが、今回、実践するうちにしっかりと使い方をマスターさし、地図読みもそんなに難しいことではないのだと感じたと思います。


さて、例年よりも残雪多めの赤岳鉱泉に到着したので、地図読みの後のビバーク訓練です。
この日は、曇り空でしたがいつも以上に雲の流れが速く、赤湯温泉周辺でも珍しく強い風が吹いており、ツエルト設営もリアルなものでした。

登山をするうえでビバーク技術は自身や仲間の命を守るのに必須の登山技術です。
今回の講習で皆さんしっかりと習得されていました。

ここまでで1日目の講習は終了です。

講習会の合間を利用して、日本で初めて通年営業している山岳診療所「赤岳鉱泉山岳診療所」を見学していただきました。

右田さんの説明に参加者の皆さま真剣に聞いていました。
今後、赤岳鉱泉山岳診療所の活動に参加する方もいるのではないかと私は感じました(*’▽’)

2日目は朝からロープワーク。
まずは復習をしてからフィールドへ!

危険地帯の通過方法を繰り返し実践しました。


2日目は素晴らしい天気だったので、皆さま南八ヶ岳の壁のような稜線に感嘆の声を上げたり、見とれたり、写真を撮ったりしながら、赤湯温泉をあとにしました。

参加された皆さま2日間ありがとうございました!
お疲れさまでした!

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