【山ナース日記】vol.33「学校スキー帯同」

山ナース

この冬、長野県の軽井沢周辺で
中学校や高校の学校スキーの看護師帯同をしてきました。

学校登山が少なくなり、子供達が夏シーズンでの山に接する機会が減る一方で
都会や雪の少ない地方の学校が移動教室としてスキーを取り入れています。

学校のイベントとしては滞在型ですが、
2~3日集中して子供たちはスキーを学べるので
スキーをしたことがない子でも、あっという間に滑れるようになってしまいます。


大自然は人間がいかに小さな存在であるかを気づかせてくれます。
真っ白で壮大な雪山を眺めながら、
寒さや、雪の眩しさ、そしてスキーで風を感じることで
最高の思い出にしてほしいと思います。

 

しかし、今年の暖冬には困りました~
1月だというのにタラが芽吹きそうになっていました。
温暖化による影響で以前は夏に行っていた自然教室も暑すぎて危険になり
スキー教室に変えたという話を先生たちから聞きました。

冬の雪不足でスキー自体が今後どうなっていくのか・・・
降雪機もフル稼働していました。

私の役目としては
スキー場や医務室で捻挫などのケガの対応、
宿舎での生徒たちの健康管理を行います。

あっという間にスキーをマスターしてしまう元気な子供たち
大自然の中で思いっきり楽しんでほしい!
山岳看護師である私がついているから大丈夫!(ちょっと大げさですが…)

そう、オラフも人生を楽しんでるよ~


(写真提供:山岳看護師の友人)