【山遊び♪レポート】カナヅチには厳しい泳ぎの沢登り ~万太郎谷 井戸小屋沢 右俣~

山ナース

時期:2020年7月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ担当者のMuです。
いきなりのカミングアウトなんですが、私は泳げないんです。
できるのは息継ぎのないクロールだけです。
それなのに沢登りを楽しんでいるのは、あまり深い場所がない癒し系の沢を選んでいるからです。
しかし、今回は泳ぎ系の沢にチャレンジしてきたので、パートナーに助けられている様子をご覧ください(;^ω^)。

水量豊富な沢
谷川岳の西側に降った雨を集める万太郎谷は水量も豊富な沢で、沢に入ってすぐに腿まで濡れながら渡渉を繰り返します。

1時間ほど歩いて関越自動車道の関越トンネル換気口を過ぎると、堆積物のない岩石むき出しの
荒々しい沢に様相が変わり、水は濃い緑色の滝壺(釜)と滝の連続となります。

滝に取り付くために「深いんだろうな~」と恐る恐る足を伸ばしても、足は底に着きません(>_<)
すぐさまパートナーに先頭に行ってもらい、豪快に泳いでもらって引っ張ってもらいました(^^;)

ただ、泳ぎだけを心配していましたが、滝の登攀も想像以上にどこを登るのか?とルートを考えさせられて、冒険的要素が強く面白かったです。

井戸小屋沢へ
関越トンネルの換気口からさらに1時間ほどで、井戸小屋沢に分岐して万太郎山方向へ登りが急になります。
沢の水量も減ってきますが、変わらずに深い釜をもった滝が連続します。

ガイド本では、「特別困難なところもなく、ほとんどの滝が直登できて楽しく遡行できる。」とあるとおり、
ほとんどの滝は直登出来るのですが、残りの巻いて登る部分では、足元が悪い部分が多くヒヤヒヤしました。

終いには、まだ沢は続いているのに「もう沢は終わりだろう」と早く考えすぎて、数分で済むはずのササ藪こぎに苦労させられました。

登山道の有難さ
沢登り以外でも、バリエーションルートなどの登山道ではないルートを歩いていると、登山道に出て歩きだした時に、
整備されて歩きやすかったり標識が出ていたりと、より強く安心感を実感できます。
しかし、そんな登山道でも道迷いや転倒事故などが起きています。
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