時期：2021年9月
報告：小林美智子
こんにちは。いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今月新発売となったばかりの「ポリゴン2ULフーディ（以下、フーディと書きます）」をfinetrack直営店のTOKYO BASEで購入しました。
私（今回の山遊び♪レポは、小林美智子が担当しています。）はポリゴン2ULジャケット（以下、ジャケットと書きます）を以前から愛用していたので、フーディとジャケットで「どっちを買おうか？」と悩んでいる方へアドバイスになればと思い、比較をしてみたいと思います。
↓ジャケット
↓フーディ
ポリゴンって何？
finetrackの保温素材と言えばファインポリゴンですが、開発のコンセプトは「濡れても必要十分な機能を発揮し、ドライ感と温かさを回復しやすい素材を創る」というもので、極薄のシート生地を、最先端のシワ加工で凹凸のある立体構造にし、積層させて温かい空気の層を形成したもので、軽さ、温かさ、水濡れに強いという特長を持っています。
もちろんfinetrackなのでmade in Japanにもこだわっているので製品は安心できると思います。
重量（ジャケット＞フーディ）
フードが付いているので当たり前なのですが、ジャケットの方が35～40gほど（女性用でジャケット190gフーディ225g（収納袋除く））軽くなっています。
でも同じファインポリゴンを使用したポリゴンアクトを比較すると、女性用で65ｇですからフーディも軽く作られている事が分かりますね。
コンパクト性（ジャケット＞フーディ）
ともにスタッフバッグが付いているので収納してみました。
重量差以上に大きさが違うので驚きですが、それだけファインポリゴンが軽い素材だということが分かりますね。
参考に単行本と比べてみます。
スタッフバッグの取付方法について（ジャケット・フーディ共通）
スタッフバッグは、襟の部分にループ（襟吊りというそうです）が付いているので、そこに付けておくことができますが、ポリゴン2ULの本来の取付方法は左胸下の内側にボタンが付いているようです。
↓スタッフバッグのボタン
↓ジャケットのボタン
↓フーディのボタン
個人的には、スタッフバッグを無くさないようにするためにループに通した方が安心な気がします。
↓ジャケット
↓フーディ
また、その場合にウエアのボタン部分を切り捨ててしまって軽量化しても良いかも知れません。
ポケット（ジャケット<フーディ）
ジャケットは外側右胸にポケットがあります。
フーディは、アウターとしての使用を考慮してだと思いますがハンドウオーマー（お腹）が左右２カ所に内側右胸にあります。
女性は小物を持つ事が多いので、ポケットは多い方が助かりますし、雨天時などでザックから物を取りだすのが面倒な場合はなおさらですね。
暖かさ（ジャケット＜フーディ）
フーディが暖かいのは当たり前なのですが、休憩時にサッと着る際にもフードが有るだけで頭や顔の防寒（具体的には、頬や耳）、暖かさが向上するのでメリットが大きいと思います。
着て歩く際は、風の強い環境となるほど暖かさの差が際立つので、風の強いこれからの季節はありがたいですね。
なお、歩いていて汗をかきそうな場合は、ウエア内の効率的な換気が可能なリンクベントを装備しているので、チャックの開閉だけで換気が容易です。
参考写真は、上のスタッフバッグのボタン写真の開口部です。
デザイン・色（ジャケット≧フーディ）
デザインは、好みの問題だと思いますが、フードが必要かどうかで購入を考えて問題ないくらいの差だと思います。
また、カラーラインナップは、女性用のジャケットだけが1色（コットンブルー）多い5色、それ以外は全て４色（ジャケットとフーディで同色）です。
女性でコットンブルーがどうしても欲しい方は、ジャケットとなります。
価格（ジャケット＜フーディ）
男女で違いますが、フーディの方が２～３割ほど高い設定となっています。
結局どちらを選ぶ？のポイント
比較してみると、同じポリゴン2ULなのでジャケットとフーディの差は、フードが有るか無いかが大事で、他は大差ないと感じました。
ジャケット・フーディともに購入した私の使い方が参考になればと思い記載しますと・・・
ジャケット→ニットキャップ等を使う日（お洒落する日！？）、風が弱い日、樹林帯の中や谷間だけを歩くルート
フーディ→帽子等のアクセサリーを使わない日（軽量化したい）、風が強い日、尾根や稜線を歩くルート
まとめ
ジャケットは、重量・コンパクト性で優れているので、休憩時の保温着としてザックに入れていても邪魔になりません。
フーディは、寒く、風が強い日にメリットを強く感じると思います。
両方とも、これからの季節に重宝するウエアなので「いつも休憩時や風の強い時に、少し寒いな」と感じている方には特におすすめですよ。
