日時:2020年6月27日㈯
場所:赤城山
ルート:赤城公園ビジターセンター~地蔵岳~小沼~長七郎山~鳥居峠~覚満渕~ビジターセンター
今回は山岳看護師を目指す山好き看護師さんと、
梅雨の晴れ間で最高の登山日和の赤城山を、山歩きしてきました。
赤城公園ビジターセンターに集合してイザ出発
今回のクライアントさんは、山岳診療所での活動を経て山岳看護師を目指している方で、
参加者お一人でしたが山岳看護師を目指す方を応援したいという思いから山行決行しました。
私と会うのをとても楽しみにしていてくれたようで、大変光栄で恐縮です(汗)
地蔵岳登山口には、ウツギの白い可憐な花が出迎えてくれました。
上毛三山の一つである赤城山は、
最高標高の黒檜山や一等三角点がある地蔵岳などいくつかの山が連なり、
全体が標高が2000m近い山で標高差は少ないものの、急な登り下りが多くあります。
地蔵岳登山口からいきなりの少し足場の悪い急登がしばらく続きますが、
尾根に乗ったら好展望が楽しめます。
山岳看護師への熱い思いをお伺いしながら、あっという間に山頂到着。
山岳看護師を志してくれる方がいるということは、とてもうれしいことです。
天気良好で展望良好 赤城山の主峰の黒檜山と駒ケ岳など外輪山の眺望が素晴らしい!
だから山はやめられません。
眼下には大沼(おの)がキラキラし、赤い赤城神社もきれいに見え
景色を見ながらゆっくり休憩
地蔵岳頂上には1等三角点と、首が落ちちゃったお地蔵さんがずらり
今回は初めてストック(トレッキングポール)を使うということで、
ストックの使い方も学んでいただきました。
山岳看護師でなくても、使わずとも、ストックは持参することをおススメしています。
ストックは膝や下肢筋肉の負担軽減や、歩行の安定性を向上してくれるだけでなく、
イザというときには、それこそ持っててよかった登山グッズとなってくれるはずです。
松葉杖にもなるし、担架搬送や背負い搬送でもストックが有るのと無いのとでは大違い。
年配者が使用する物というイメージがあるかもしれませんが、イエイエそんなことはありませんよ。
ストック歩行は訓練して身に付けるものなので、是非どんどん使ってどんどん身に付けてください。
今回はとても変化にとんだルート、地形図を見ながら地形の見方も学んでいただきました。
現在地の確認の仕方を学びながら歩くと、とても楽しいです。
長七郎山の山頂からは、ブナやミズナラの森を進みます。
鳥居峠にてブレイク
皆さん、山岳看護師である私がどんなものを持って山に行っているのか、
とても興味があるようなので、
山岳看護師ならではファーストエイドグッズや
医療者目線での山の装備のお話をゆっくりさせていただきました。
鳥居峠からは今回のルートのクライマックス
ミニ尾瀬と呼ばれる覚満渕へ
急に霧に包まれ湿原は幻想的
無事にビジターセンターに到着しました。
山の中で登山をしながら実践的に医療者目線での登山技術を学びたい、山岳看護師のことをもっと知りたい、そんなあなたを山ナースガイドが応援いたします。
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