【山ナース日記】vol.47 「瑞牆山」岩場歩き講習登山

山ナース

日時:2020年8月16日㈰
場所:瑞牆山

お盆最終日、猛暑の中、今回は瑞牆山で、岩場の歩き方や危険地帯での対処の仕方について、講習登山を行いました。

先ずはいつもの通り、登山口から地図読みからはじめます。地図読みは地形図を見る時間と比例して上手くなりますので、毎回地形図をお渡しして行っています。

地形を見ながら、コンパス をあてながら、繰り返し練習することが大事です。

富士見平小屋でひと休み。

ん?小屋の前には行列⁉︎ この猛暑で皆さん🍧かき氷をお求めに。

富士見平小屋を後にして、下の沢(天鳥川)まで地形図と実際の地形を見ながら、現在地の把握をしてもらいます。

沢に降りると、水量は少なめで難なく渡渉。沢の音も相まって涼しい。

この先は岩場になるので、ここから本来の岩場での歩き方講習です。

今回はスリングやカラビナを持ってきてもらっていますので、先ずはテープスリングを使っての簡易ハーネスの装着の仕方を実践。

岩場での手や足の使い方を登山しながら講習します。

そして、スリングやカラビナの説明の他に、登山道での使い方、緊急時の使い方などを学んで頂きました。

山頂は360度の大展望

スリングやカラビナなどの使い方が分かれば、イザという時のためだけではなく、より安全でスムーズな登山が出来ると思います。

買っただけで、部屋の隅に置きっぱなしになっている登山道具はありませんか?

安全登山の為の講習登山を承っております。