【山遊び♪レポ】初冬の赤岳(八ヶ岳) ~魅力ある雪山登山のための準備をしながら~

山ナース

時期:2020年11月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ担当者のMuです。
やっと天気に恵まれて登山ができました。登ったのは、これからの季節にアイスクライミング等で入ることが多い八ヶ岳、その最高峰「赤岳」です。

目的は、寒さと雪の状況を確認するため
久しぶりに天気の良いお休みなので、登山ができれば何も文句はないのですが、欲張りな私(( ̄▽ ̄))は、2つの目的を追加しました。
10/17(土)とその後に積雪があったので、現在の雪の状況と、寒さに対して適切なウエアリングができているかの確認です。
技術的なことを書いていませんが、この時期の降雪直後で雪が安定していない時の登山は、一歩一歩を慎重に、雪の状況で進むか下山するかの判断をする必要があります。

装備
チェーンスパイク、ストックだけでなくアイゼン、ピッケルも念のため用意しました。靴は、3シーズン用です。
ウエアリングは、上半身が夏山と同じドライレイヤー+ベースレイヤー+ポリゴンアクトです。
下は、夏山と同じです。
寒ければレインウエアを重ね着すれば大丈夫だろうと考えていました。

詳しい路面状況は、赤岳鉱泉からの入手がBest!
美濃戸口から赤岳までの路面状況は、山小屋「赤岳鉱泉」のブログから詳しく得られます。
文三郎道の一部では、下山時にはヒヤヒヤしそうな固い雪が(>_<)

でも、ブログの情報どおり雪のないスペースがあったので、安心して景色を楽しみながら登山をすることができました。
山頂から東側を見ると紅葉がキレイでした!

また、この時期は、足元には長ーい霜柱が!

ウエアリング
この日の気温は、赤岳鉱泉の情報ですと最高気温は+6℃、最低気温は-8℃でした。
ちなみにヤマテン予報の赤岳山頂の気温は、+3℃(12時)でした。
ソロなので自分のペースで歩けたのと、風も弱かったので、ポリゴンアクトを脱いでも寒くはなかったと思いますが、面倒くさがりの私((^^;)は、そのまま登りました。
それでも、9月にトレイル競歩した(その時の「山遊び♪レポート」は、こちらをクリック)時と同じペースで快適に赤岳に到着しました。

ポリゴンアクトは「使用可能な温度域が広いな~」というのを、改めて実感しました。
ポリゴンアクトのレポートは、コチラをクリックして下さい。

雪山の魅力
雪山登山をすると言うと、大概「危ない!」とか「怖くない?」とかネガティブな事を言われます。
実際に危ない事も怖い事もあります。ただ、それを越えた魅力があるから登りたくなっているのは間違いないです。
雪山の魅力とは、まず「美しい」です。もちろん、春の新緑や秋の紅葉も素晴らしいのですが、雪山の凛とした姿は、圧倒的に美しいと思います。
今回は、美しい北アルプスを見ることができました。

そして、雪山は、登山道を気にせずに歩けるルートを歩けるのが楽しいです。まさに地図読みの楽しさ全開です!
なので、雪山を始めたい方、既に始めているけど登山道を歩いている方には、地図読み講習会の参加をオススメします。

「ナビゲーション(地図読み)講習会」について興味のある方は、コチラをクリックして下さい。

また、雪山登山を始めたい方は、「雪山登山はじめの一歩」という講習会を1月に予定していますので、ぜひご検討下さい。(こちらをクリックすると詳しい内容が分かります。)