時期:2020年11月
報告:ホームページ管理人Mu
こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
久しぶりにアルパインクライミングを楽しんできました。
アルパインクライミングと言うのは、「山岳地域における岩壁登攀」と教わってきました。
簡単に書くと、山の中で岩場を登っていくことでしょうか。
今回の山行は、日帰りでしたが時間に余裕があったので写真を多く撮影できましたので、写真だけででも見ていただけると嬉しいです。
山の師匠は1人じゃない!?
今回は、私にとっての“アルパインクライミングの師匠”との久しぶり(数年以上ぶり)の山行です。
私が現在アルパインクライミングを楽しめているのは、師匠のおかげです。
ちなみに山の師匠には、他にも“テント泊の師匠”、”縦走の師匠”や”沢登りの師匠”などがいます。
皆さんにも何人もの山の師匠がいるのではないでしょうか?
八ヶ岳の最高峰赤岳へと続く天狗尾根
今回のルートは、八ヶ岳の東側(清里の側)から最高峰赤岳へと伸びる天狗尾根です。
以前、厳冬期に師匠、私、ほかの方3名でチャレンジしましたが、時間切れで敗退していたルートです。
美しの森駐車場を4時半頃に出発し、暗い中をヘッデン頼りに進みます。
明るくなってきて天狗尾根の岩場がモルゲンロートに染まる頃に天狗尾根取り付きへ到着しました。
アプローチが比較的長いです(^^;)
岩壁登攀の始まり
取り付きから1時間ほど尾根を登り続けると樹林帯を抜け、岩場が近づきます。
まずは「カニのハサミ」、カニの爪が上を向いた形状の岩場で、通常は巻いて通過しますが、今回は、時間にも余裕があるので、登攀具を装着しハサミの間をフリーで登ります。
この辺りでは風も強い上に、お日様がやっと当たりだしたばかりの岩は、まだ冷たくて、素手で登ったら指先の感覚が無くなりそうで、この先が不安になりました。
核心となった第1岩峰
今回は、あえて直登(巻かずに真っ直ぐに登る)ルートを選んでいく師匠。
第1岩峰でも草付きルンゼを登れば楽して通過できるのでしょうが、岩壁を突破します。
ここでは、かなり細かいスタンスで角度もあったのですが、躊躇なくリードする師匠の年齢を感じさせないエネルギーに感動しました!
ハイライトの大天狗、小天狗
大天狗では、風も落ち着き、岩もしっかりとしているので快適な登攀を楽しみ、懸垂下降した後の小天狗も安全にロープを使用して登攀しました。
登攀後は、直ぐに赤岳~権現岳の登山道に合流。登攀具を外して真教寺尾根をひたすら駆け下りました。
下りでも師匠のスピードには驚かされました。
昔から早かったのですが相変わらずで、また感動するとともに、私も師匠のように、いつまでも登山が出来たら良いな♬と思いました。
安全のために必要なロープ
クライミングでは、もしもの落下に備えてロープで安全を確保します。
ですが、これはクライミングに限ったことではありません。
普通に登山道を歩いていても危険個所や、台風等で道が崩れてしまっていたら・・・。
たぶん登山道を引き返そう、戻ろうと判断できる状況は少ないですよね。
そんな時にイチかバチかの通過ではなく、安全に通過するためには・・・。
ロープが使えると、安全に通過できる手段が増えるんです。
でも、そのためにはロープの使い方を学ばなければいけません。
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