日時 2021年5月23日㈰
場所 赤岳鉱泉
今回は、赤岳鉱泉のスタッフおよび山岳医療者が、共同でコロナ感染症を疑う症例が発生した場合を想定したシミュレーション訓練を行いました。
宿泊者やテント泊者、そして赤岳鉱泉を通過する登山者など、いくつかのシチュエーションを想定して、報告・連絡・相談方法の確認、動線・物品の確認などを行いました。
小屋番さん達も忙しい仕事の合間でしたが、6人も参加してくれました。
参加者からの意見や感想などは、山を専門とする医療者の我々には共感できる部分が多く、
とても有意義な時間だったと思います。
訓練終了後に集合写真をパチリ
総勢11人で実践的なシミュレーション訓練ができました。
山岳医・山岳看護師の役割のひとつとして、
山で働く人たちのサポートや健康管理があると私は考えます。
山岳医療を世の中の役に立たせるためにも、頑張りたいと思います。
・・・追記
まさか、その後一週間もたたない内に急病人が発生（コロナ感染症ではありません）するとは思ってもみませんでしたが、
小屋番の方達は医療者のいない中、出来る限りの対応をしてくれました。
今回の訓練が功を奏していたら良いなと思いました。