日時:2025年7月12日(土)~7月13日(日)
場所:神奈川県 丹沢 民宿せど
スタッフの堀です。7月上旬に『山の応急処置講習会』を開催しました。
山の応急処置の目的は、登山中にケガや急な病気を発症した際に、症状の悪化を防ぎ、心身の苦痛を軽減することです。
正しい応急処置の知識と技術があれば、救命にもつながり、備えがあれば予防にも繋がります。

この講習会は、登山者のセルフレスキュー技術の一環として、無雪期の山での応急処置を身に付けることを目的としています。また、入門編から初級編・中級編を修了した後の集大成として、基本登山技術講習会の最後のプログラムにもなっています。ご自身の安全な登山のために、身に付けておきたい技術の一つです。今回はその一部をご紹介いたします。

はじめに、近年の山岳遭難の最新データをもとに、どのような遭難事故が多いのかを確認し、自分事として捉えていきます。その上で、登山中に気を付けるべきポイントや必要な装備、また、求められる技術について再確認していきます。
次に、外傷病院前救護ガイドライン(JPTEC)の概念に基づき、初期対応について体系的に学んでいきます。
登山中に、事故や急な病気に遭遇した時、まず最優先すべきは自分たちの安全確保です。

数枚の画像を見ながら考えていきます。
二次遭難を防ぐために、必要な情報を収集し、現場周辺に潜む危険を見極めながら、必要な人員や装備を考えていきます。そして、すぐに救助要請が必要な状況かどうかも判断していきます。

安全が確保されてから、はじめて傷病者と接触します。
山では血圧計などの医療機器はないので、自分の五感をつかって、その原因を探していきます。

そして、応急処置が必要な場合、現場にある物、自分たちの装備で工夫して行っていきます。

手当てをする側、そして、される側、それぞれ体験していきます。

創意工夫、毎回いろいろな発見がありますね!

外傷の場合、傷病者の身体の向きを変える時も、状態を悪化させないように声をかけ合いながら慎重に行う場合もあります。
山の中では、時間の経過とともに状況が変化していきます。同時に、自分たち救助者の安全も考慮していかなければなりません。チームダイナミクスについては2日目のシナリオトレーニングで体験していきます。
このような流れで、机上の学習と実技を交えながら進めていきます。

1日目は、知識と技術をぎっしり詰め込むので疲れます…。恒例の「民宿せど」さんの夕食で心身ともにリセットです。

この日は、当事務所スタッフの右田さんの誕生日でした!

夕食後は、近所で蛍が見られるということで、『せど』さんのご主人に案内していただき見に行きました。まさかの蛍に皆さん感動されていましたね!心身共にリフレッシュされ、2日目に備えます。
2日目の様子は次回の投稿をご覧ください!
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