【山ナース日記】vol.278 「山の応急処置」講習会終了!

山ナース

日時:2025年12月21日(日)~12月22日(月)
場所:神奈川県 丹沢 民宿せど

ホームページ管理人のMuです。12月後半に『山の応急処置講習会』を開催しました。
前回(7月)開催した際のホームページ投稿は堀さんだったので、堀さんに今回の投稿を(書いてくれないかと様子を)伺ったところ。
「違う視点で書いたものが読みたいので、Muさんが書いてください。」とのことでした。
そう言われてしまうと、北島康介の「なんも言えね~」になってしまうので、おとなしく違った視点になるかは分かりませんが書いてみます!

まず、山の応急処置の目的は、登山中にケガや急な病気を発症した際に、症状の悪化を防ぎ、心身の苦痛を軽減することです。
正しい応急処置の知識と技術があれば、救命にもつながり、備えがあれば予防にも繋がります。
・・・という、堀さんのセリフを丸パクリしてしまいましたが、山では何が起こるか分かりません。
あなたが、今まで何もなかったのは単に幸運だったから!かも知れません。
ですから、絶対に学んでおいた方が良いのです!

そして、当事務所で開催している基本登山技術講習会シリーズの(他にも講習会はありますが)入門編から初級編・中級編を修了した方が受講可能な最後のプログラムになっています。
こういう風に書くと、参加者の皆さんが卒業するようで寂しいですし、実際に他にも講習会やガイドプランがあるので、卒業とは思って欲しくないんです。

講習会は、まず応急処置が必要になる山岳遭難の最近の傾向を確認し、結果としてどのようなケガ等が起こっているのかを確認することで、山中でのアクシデントが身近に感じられるようになります。

次に、アクシデントに出会った際にすることを順番に、どうやるのかを学んでいきます。
私も消防署で普通救命講習を受講して、AEDの使い方や心肺蘇生のやり方を学びましたが、そこでは、その後のAEDや心肺蘇生という本題があり限られた時間のため「周囲の安全よし!」という一言で終わってしまいますが、実は「周囲の安全」これがすごく重要で、アクシデントが起こった際に、人は周りが見えなくなりやすい生き物です。
まず、落ち着いて周囲に危険が無いかを確認しますが、これは初級編で行った八ヶ岳の山中でツエルトを張る際に、どこが安全だろうか?と考えたり、中級編で様々なリスクを学んだりしたので、それが役に立ちますね。

周囲の安全が確認されてからでないと傷病者と接触できません。
小林美智子ガイドがよく言っていた「1つの命を救うのに、もう1つの命を懸けてはいけない」という言葉を思い出します。
さて、傷病者と接触してからの流れは感染防御をして、挨拶して状況観察となりますが。
その先は、観察結果によって多くの対応パターンに枝分かれしていきます。
山の応急処置講習会では、よくある事例を中心に対応方法を講義→お手本→実践というように分かりやすく進んでいきます。
実践は、全員が対応する人、される人それぞれを経験するのと、装備も人それぞれなので、有るものでどうやったらさらに良いかというアイデアも皆さんからどんどん出てきて活気にあふれます。
朝8:30に始まってお昼休みも30分だけ、17時過ぎまでみっちりと!
でも、こういう時間はあっと言う間に過ぎるもので、充実した1日目でした♬


2日目の様子
2日目は、シナリオトレーニングです!
実際に山で起きた事象を参考に、シナリオを考えてリーダーや傷病者役を毎回交代して実施します。

書きたいことは山ほどありますが、細かいことは書きません!
各リーダーが悩み、考えて方針を決めて、皆で取り組んでいく姿は見ていて感動します。
一緒に行動するのは初めての方が多いのに、これだけのチームワークを作れるんです。
凄く頼もしいです!

誰もが事故は起こしたくないし、自分がケガしたくないはずです。
それでも、遭難件数は1日10件ほど起きています。
決して脅しているわけではありません!
自分や家族、親しい友人、そして登山者・・・のためになる講習会です。
ぜひ、次回の参加をご検討ください。→まずはお問い合わせ – 小林美智子山岳看護師事務所(山ナースガイドオフィス)ください。

次回の春の基本登山技術講習会の募集もこれから開始します♪

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