【山遊び♪レポ】はじめての雪山イグルー泊 ~作ってみたら意外と簡単!?~

山ナース

時期:2021年1月
報告:ホームページ管理担当Mu

こんにちは!ホームページ管理担当のMuです。
登山を始めた時から雪山には憧れがありました。
最初は日帰りで登れる雪山を体験するというものでしたが、日帰り→小屋泊→テント泊と様々な楽しみ方をしてきました。
また、宿泊に伴って長距離のルートまで踏破できる満足感も得られるようになりました。
今回は、雪山ならではの雪を利用して山で泊まってきたので報告します。

今年は雪が多い!
過去に2度訪れたことがある場所で、毎回たっぷりの雪に前進するのに苦しめられ、楽しんできた場所です。
駐車場からすぐに豪雪が待ち受けています。

例年よりもたっぷりの雪に、今年初のスノーシューハイクを楽しみながら時間をかけて目的地に到着しました。

イグルーの作り方
イグルーは、雪のブロックを積んで山小屋・テントの代わりとするものです。
まず、サラサラの雪ではブロックにできないので、少し踏んで固めます。

続いて、1.5mほどの円の中をスノーソーで切ってブロックとして取り出して、円の外側に積んでいきます。

切り出すブロックは、下に進むにしたがって1.5mよりも拡げて切り出すことで、身長180cmオーバーの人でも寝られるようになります。

2段目、3段目と積み上げる際に内側へと組み合わせていき、最後に真ん中を薄い板で塞ぎます。

出入り口は、斜面側にすると掘る量が少なくて済みます。貫通したらツエルトやブルーシートを使って風の侵入を防ぐようなカーテンを付けます。

最後にブロックの隙間に雪を詰めたり(保温)、内部の下向きの突起を削ったり(水滴防止)して快適性を高めます。

雪洞よりもイグルーは作るの簡単、中で安心♬
以前、雪洞を作った(掘った)ことがありますが、雪を掘り出すのに相当疲れ汗をかいて寒くなった苦い体験があります。
また、雪洞は朝になると10cmくらい屋根が下がっていて驚きました。
それと比べると、イグルーは作るのも簡単、崩れることは無さそうですが、仮に崩れても雪に埋まって出られないような事は無さそうです。

また、雪洞と同じように外の天気が大荒れでも、中にいたら全く平気(風が吹いてるのも分からないくらい静か)なのでテントと比べても安心です。
また、中の温度は0℃程度(温めても0℃以上にはなりません)なので、雪山としては暖かく過ごせますね。
忘れてはいけないのが、撤収の際に誰かがイグルーに落っこちないように埋めていかないといけません。(埋めるのも「あっ!」という間です)

いつかやりたいイグルー泊イベント!
山頂を目指す雪山も楽しいですが、イグルー泊を目的にした雪山も楽しそうじゃないですか?
今は難しい時期ですが、いつか皆さんとイグルー泊イベントで楽しみたいですね♬
また次回も楽しい山行になるように計画したいと思います!