【山遊び♪レポ】祝!只見線再開通記念 乗り鉄、撮り鉄(鉄道マニア)体験旅 ~地図読みで撮影ポイントへ~

山ナース

投稿時期:2022年11月
投稿者:ホームページ管理人Mu

皆さん、こんにちは!ホームページ管理人のMuです。
11年前の豪雨災害で多くの鉄橋が流失してしまい長期にわたって運休していたJR只見線が10月1日に再開通(復旧)するということで、会社の友人に誘われて乗り鉄、撮り鉄体験をしてきました。
そんなにマニアックではなく、かなり軽めな体験です♬
ですが、撮り鉄では普通にホームや線路際から列車を撮るのではなく、山の中を歩いて撮影ポイントに向かう計画だそうです。
「そこに行くために、登山部部長の出番でしょ!」ってことで勤務先の登山部部長である私に声がかかった次第で、ロープ等を持参して行ってきました。

只見線とは
只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶJR東日本の鉄道路線です。
トコトコとのんびりと走るローカル線をイメージしてください。
東京から現地まで行くのにも遠いので、前日の昼頃に出発しました。
まずは、栃木県の佐野で寄り道してイモフライ♬


続いて、同じく栃木県の宇都宮で餃子・・・が目当てのお店が臨時休業(◞‸◟)

近くの餃子有名店に入って食べられましたが、写真は撮り忘れました。

祝!再開通ムード一色
暗くなって奥会津と言われる地域に着くと、現地気温は3℃と寒いので温泉で温まってから明日の行程を確認しました。
明日は始発列車に乗るということで、ローカル線だから油断していたのですが5時半なので4時半起きです!
乗り遅れたら大変なので、夜のうちに駅までの道を確認しておきました。

道路上には只見線の再開通を祝福する横断幕が掲げられています。

下見の後は、明日の乗り鉄&撮り鉄活動の成功を祈念(?)して前夜祭を“軽~く”するつもりでしたが、結局、話しが盛り上がってしまい日付が変わる頃に就寝(・_・;)。

乗り鉄
4時半に起きて眠い目をこすりながら会津中川駅へ歩いて、始発列車を待ちます。
薄暗い中を強烈なライトの明かりを照らしながら列車が到着。
首都圏に住んでいる人には驚きの3両編成ですが、それでも誰も乗っていません。
再開通したのに将来が心配になります。

が、何駅か先で元気な高校生がたくさん乗車してきてワイワイとBOXシート(向かい合わせの4人席)で話しています。
「青春だなぁ~♩」と思いますが、高校生以外の乗客はまばらで地域の足を支えているのは高校生だと分かると、この先の少子化で・・・やはり心配になりました。
列車はディーゼルカーなので、エンジンを唸らせながらガタンゴトンと走ります。
車窓も明るくなってきて、とうとうと流れる只見川を眺めながら走ります。

気付けば登山中に無心になって歩いている時のように、車窓をただただ眺めている自分がいました。
おっと!乗り過ごさないように駅名と到着時間を確認しておこう。
それから、今から行く撮影ポイントを確認するために列車から“逆に”撮影ポイントを撮影しました。

撮り鉄
今回目指すのは只見川第一橋梁の撮影で、只見線が只見川を8回(?)渡るそうですが、その1回目の橋です。

会津桧原(あいづひのはら)駅で下車して、静かな集落を抜けると道が細くなって最終的には登山道のような細さになります。

ちゃんと25000分の1地図で予習&持ってきているので、現在値を確認も容易でした。
鉄橋が見えてきました!

さて川岸まではロープの出番か!?
これまた整備された登山道のように木の階段がありました。
川岸に出ると、いよいよ鉄橋が間近に迫っています。
無事に到着!

只見川は、この先のダムで流れがほとんどないので風が無ければ水面が鏡のようになります。

低い雲が取れていれば最高の天気なのですが、残念ながら青空は上の方だけで曇っているように見えちゃいますね~(;^ω^)
天気は晴れなんですがね~(さすが!晴れ男)。
日本の鉄道は時間に正確と言われますが、地方のローカル線も同じです。
時間どおりに踏切の音が聞こえてきて警笛とともに列車が現れました!

運転手さんのサービスで?列車は鉄橋を渡る間は、徐行してゆっくりと通過していきます。
撮影が素人の私にも非常にありがたいサービスです。
もたつきながらもズームにしたり広角にしたりして何枚も写すことが出来ました。

簡単には行けない遠方で、歩いてしかアクセスできない撮影場所でしたが楽しく終えることが出来ました。

初めて来たら駅がどこか分からないですね~(;^ω^)

帰りの列車は乗客が多く安心しました。

ちょっと変わった地図読みの実践でしたね(*^^)v

登山と比べると体も楽で帰りの道中も、天然炭酸水が湧き出ている所に寄ったり、へぎ蕎麦を食べたりと寄り道をしながら帰宅しました。