【山遊び♪レポ】2021年の年末はスノーモンスターに会いにスキー登山! ~グランデコから西大巓(にしだいでん)~

山ナース

時期:2021年12月
報告:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当者のMuです。
皆さま今年もよろしくお願いいたします。
2022年も小林美智子山岳看護師事務所のホームページを楽しく見ていただけるようにがんばります!
今年最初の投稿は、2021の年末に吾妻連峰へ行ってきましたので、その様子になります。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

今回はスキー!
今までスノーシューで2回の吾妻連峰の冬季縦走チャレンジをしてきましたが、天候や豪雪に阻まれて途中で下山しています。
なので、今回は豪雪でも機動力に有利なスキーで登ります。
標高を歩かずに稼げるグランデコスキー場のリフトトップから登ります。(楽しまーす♬)
天気予報はイマイチだったのですが、頭の中では「西風なので日本海側が悪くて、吾妻連峰はそこまで悪くないだろう」と青空を想定しては、「山の天気を甘く見るな!」と自分に言い聞かせて、想定を灰色の空に塗り替えていました。

年末寒波前で暖かい雪山♬
下界よりは雲があるものの天気は想定した中で一番良い。さすが晴れ男!

歩き出しは樹林帯で風も無いので汗が吹き出してきます。

雲の流れは速いので樹林帯を抜けたら強風なのだろうとKOさん(小林美智子ガイドとは違う男性で「コーさん」と読みます。)と話しながら高度を上げていきます。

思ったほどペースが上がらず
初めに書きませんでしたが、スキーで登山をするって聞いて「滑って登れないのではないか?」と不思議に思った方も多いと思います。
仕掛けは簡単でスキー板の裏側に滑らない登山専用のシールを貼って登るんです。

ただ、滑らないと言ってもアイゼンで登るのとは違って角度には限界があります。
なので、スキー登山初心者の私たちはスキーが後ろに滑り出したり、後ろに滑らないためにルートを緩やかな斜面に変更したり、そのために方向転換するのにスキー板の取り回しに苦労したりと、思ったほどペースが上がりませんでした。

スノーモンスター出現!
リフトトップから400mほど標高を上げた西大巓(にしだいでん)の近くまで来ると、アオモリトドマツ(オオシラビソ)に雪が付着してできたスノーモンスター(この辺りは、豪雪で樹木の大部分が埋まるので、リトルモンスターと呼ばれるらしいです)に囲まれます。

ウルトラセブンとメトロン星人が対決しているようなスノーモンスターがいたりと楽しく登れました♬

下山は地獄。
新雪がたっぷり、しかも樹林帯ということで、スキーの腕に自信のない私は、スキー場に戻るまでは滑り止めを付けたままおります。

それでも、こけて埋まったり、スキー板が外れたりして時間を取られスキー場に戻ったら夕方になっていました。

(読み返したら下山時の苦労の文章が短いのですが、一番苦労したのは下山だったと思います。)
スキー場に戻っても腿の筋肉が攣りそうで、駐車場まで滑るのに休み休みでないと痛くて痛くて、情けなくなりました。

豪雪を体験するガイドプランあります!
腰まで埋まって身動きを取るのに苦労するような大雪の中の登山でしたが、スキーやスノーシューで歩くと楽しいですよ~!
皆さんもスノーシューで歩いてみませんか?
しかも、イグルー(雪のブロックを組んで作った家のようなもの)作り体験もできるんです。
いきなり雪山登山を始めるのは難しいと思う方でも、前夜に温泉で宿泊して一緒に日帰りスノーシューハイクしませんか。
スノーシューはレンタルもできますよ~♪

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