【山遊び♪レポ】ホワイトアウトで雪酔い!? ~雪山に行ってはいけない日~

山ナース

投稿時期:2024年1月
投稿者:ホームページ管理人Mu

こんにちは!ホームページ管理担当のMuです。
今シーズンも積雪が少なくスキー場が「オープンできない」または「人工降雪機を使えるコースしかオープンできない」という悲鳴がメディアで報道されていました。
私は、シーズンに1~数回しかスキーはしませんが、今シーズンも息子とスキーをしようと計画していたので、雪不足を心配していました。
「さすがに1月になれば大丈夫だろう」と1月後半に宿を予約してスキーに行ってきました。
・・・が、悪天候に苦しめられました。

スキー場のある群馬県北部は、前夜から50cm以上の積雪があり、関越自動車道も雪のために通行止め。
それでも何とかオープン前にスキー場に到着し、吹雪いている中でなるべく車内で準備して出発!

とりあえずリフトに乗るも「強風でいつ止まるか分からない」とアナウンスしています。
そしてリフトトップから滑り始める際に、視界が悪くコースが分かりにくい。
滑っても人に追突しないように徐行運転をしなければならず・・・

最悪なのは、ホワイトアウトに近い状況だったので滑っていて気持ち悪くなりました。
これは「雪酔い」なんて書かれることがありますが、身体の感覚と目で見て頭が判断した状況とのズレが原因のようです。
私が経験した感じを説明すると、猛吹雪で視界がほぼ真っ白になってスキーで滑っているのですが、目で見て頭が判断するのは体は動いていない。
ですが、ブレーキをかけたら身体がブレーキの抵抗を感じる。
これが雪面の凹凸で体に動きが加わったり、斜面が急になりスピードが上がったりする度に気持ち悪くなります。
雪山登山でもホワイトアウト時に酔うと聞いたことがありますが、今までになったことはありませんでした。
スキーの場合は、登山と違ってスルスルと滑っているので余計にズレが感じやすいんだと思います。
というわけで、こういう日は登山どころかスキーもダメなんだと思いました。

さて、こんな雪山でのアクシデント経験が聞けるかもしれない雪山登山技術講習会は、参加者募集中です。
興味のある方は、↓をクリックしてご覧ください!
【募集開始】2024年雪山講習会 – 小林美智子山岳看護師事務所(山ナースガイドオフィス)