【山遊び♪レポ】「ガイドプラン槍ヶ岳2回目」終了? ~自称「晴れ男」VS.台風13号~

山ナース

投稿時期:2023年10月
投稿者:ホームページ管理人Mu

こんにちは!
ホームページ管理人のMuです。
今回の【山遊び♪レポート】は、9月前半に実施されたガイドプラン槍ヶ岳(2回目)の様子を報告します。
台風13号が、本州に接近中ということで前日に移動する際も、いつもと違う雲が八ヶ岳にかかっていました。

経験の差!?
1日目は新穂高温泉から双六小屋までの歩きやすい道ですが、標高差1500mの体力的にハードな行程です。
元気に出発です!

自称「晴れ男」の私がいるので晴れです!
(ヘリによる荷上げ日が近いのか!?)

しかも地形的にも風が無い事が多い小池新道。。。
やはり暑さとの闘いになりました。

今回の参加者の皆さんは、登山経験も豊富でガイドプランの常連の方々です。
体力勝負となるので失礼とは思いながらも出発前に「無駄な荷物を持ってるヤツはいね~が?」と、“なまはげ”のように厳しく重量チェックする私に毅然と「大丈夫です!」と答えていた皆さん。

暑さには苦労しながらも、素晴らしいペースで双六小屋まで到達しました。
(最後まで山頂のガスが晴れなかった鷲羽岳)

心配していたバテ等による大幅なペースダウンはなく「私(Mu)のペースコントロールが良かったからだ!」と自画自賛することもなく、単に皆さんの体力に感動しました!
双六小屋への稜線に出てから雷鳥の親子(5羽)と出会えたのは1日目のクライマックスでしたね♪

時間的にも余裕があったので写真撮影が終わっても親子がどんな植物の実を食べているのだろうか?とか上半身では親子の見分けは難しいが下半身のがっしりした感じが親子で大きく違うとか、観察に近いくらい親子の行動に見入ってしまいました。

台風13号の進路に変化!
出発前の天気予報によると、台風13号は日本には上陸することなく関東地方の沖合を通過して、そのまま日本から離れて太平洋へと消えていく予報でした。
ところが、双六小屋に着いてテレビ(衛星放送)を見ると、進路は大きく変わって静岡県辺りに上陸し関東甲信越地方を縦断するコース取りになっていました。
1日目は、天気もいいし、時間的にも余裕があって、サンダルでブラブラ~♬

双六小屋は携帯電話の電波が入るので夕方の天気予報(ヤマテン)を確認すると、2日目の天気予報は、朝は小康状態でその後は暴風雨になっていました。
「風が強くなる前に槍ヶ岳山荘まで逃げ込みたい!」という方針で暗いうちから起きて準備をしていると「ドドドドーン!」という音が、朝は小康状態だという予報よりもだいぶ早く強風がやってきました。
何度かレインウエアを着て外に出てみましたが「この強風で西鎌尾根は危険」と判断して、双六小屋にもう1泊することにしました。
双六小屋での過ごし方は、寝る、飲む、食べる、読書、小屋内探検といった感じでしょうか。
強風になったのは残念ですが「強風になるのが西鎌尾根を半分進んだ場所じゃなくて良かった!」と思います。

リベンジ!
結局、最終日の3日目の朝まで雨がパラつく天気、晴れて登山道が渇いていれば一気に西鎌尾根⇒槍ヶ岳⇒下山という強行軍も案としてなくは無かったのですが、足元が濡れていたら厳しいと判断して小池新道を下山しました。

天気だけはどうしようもないという事で、参加者の皆さんも悔しかったと思いますが下山時も皆さんそんな様子を見せずに山を楽しみながら下山しました。

来シーズン、絶対にリベンジしましょう!

下山日は荷上げデイとなったようで、ガスは湧いていましたが何往復も飛んでました。

お昼頃になってもガスは無くならず・・・

そーめん!

荷上げ終了、お疲れ様でした!

※今回のガイドプランでは、小林美智子ガイドがやむを得ず行けなくなり、急遽、私Muが皆さんをご案内しました。